枯れすすきのモディリアーニ対サムライ・ピカソ!
芸のためなら女房も泣かすパリ恋しぐれのモディリアーニ。貧しさに負けた、いいえ、世間にも負けたかと思われていた枯れすすきモディリアーニとジャンヌ。現在にまで語り継がれる美術史上の衝撃的な愛の結末に涙せずにいられないほどだった・・・しかし、実際はレイトショーのため眠気を抑えることができず、あくびしたために出た涙なのか悲しいから出た涙なのかがわからなくなってしまいました。
サブタイトルにもある真実の愛。モディリアーニの描く自分の肖像画には瞳が描かれていなかったことが、ジャンヌの献身的な愛に拍車をかけたに違いない。芸術家たちの彼への想いも同じものだったのだろうか、コンテストの出品者リストに書き込まれたモディリアーニの名前が読まれたときの大きな歓声から推し量るしかないのかもしれない。あの盛り上がりは好きだ。まるで負傷した格闘家が試合に出場したかのような驚きと興奮。もし負けてしまっても、「ピカソの絵をつぶして、その上に落書きしてやるぞ!」と血気盛んな芸術家が現れそうな勢いだった。それにしてもいい男でしたよ・・・「ピカソ」というタイトルの絵を描かなかったんだから・・・
自分にしか見えないモディリアーニの幼き分身も好きだなぁ。もしかしたら、実は彼が本当のモディリアーニでしたぁ~といったオチがついてもいいかなと思っていましたし、実はピカソの分身だったんだよという予想外の展開でもかまわなかったのです。だから、大事なところで酒を飲まないでくださいよ・・・誰か止めてくださいよ、と祈るような気持ちも虚しく終り、絵の中の澄んだ瞳だけが印象に残りました。
※美術に弱いもので、どこまでがフィクションなのかさっぱりわかりません。
★★★・・
芸のためなら女房も泣かすパリ恋しぐれのモディリアーニ。貧しさに負けた、いいえ、世間にも負けたかと思われていた枯れすすきモディリアーニとジャンヌ。現在にまで語り継がれる美術史上の衝撃的な愛の結末に涙せずにいられないほどだった・・・しかし、実際はレイトショーのため眠気を抑えることができず、あくびしたために出た涙なのか悲しいから出た涙なのかがわからなくなってしまいました。
サブタイトルにもある真実の愛。モディリアーニの描く自分の肖像画には瞳が描かれていなかったことが、ジャンヌの献身的な愛に拍車をかけたに違いない。芸術家たちの彼への想いも同じものだったのだろうか、コンテストの出品者リストに書き込まれたモディリアーニの名前が読まれたときの大きな歓声から推し量るしかないのかもしれない。あの盛り上がりは好きだ。まるで負傷した格闘家が試合に出場したかのような驚きと興奮。もし負けてしまっても、「ピカソの絵をつぶして、その上に落書きしてやるぞ!」と血気盛んな芸術家が現れそうな勢いだった。それにしてもいい男でしたよ・・・「ピカソ」というタイトルの絵を描かなかったんだから・・・
自分にしか見えないモディリアーニの幼き分身も好きだなぁ。もしかしたら、実は彼が本当のモディリアーニでしたぁ~といったオチがついてもいいかなと思っていましたし、実はピカソの分身だったんだよという予想外の展開でもかまわなかったのです。だから、大事なところで酒を飲まないでくださいよ・・・誰か止めてくださいよ、と祈るような気持ちも虚しく終り、絵の中の澄んだ瞳だけが印象に残りました。
※美術に弱いもので、どこまでがフィクションなのかさっぱりわかりません。
★★★・・
なんだか、結核を患ってる人も酒を飲むというのが信じられなくなってきました(笑)それはおいといて、酒を飲むという設定も栄養状態がよかったガルシアのためだったような気もしてきました。
アンディ・ガルシアなんかは、痩せても結構いい男になりそうですよね。
モディリアーニは結核と酒で
ボロボロになって亡くなってますーー。
デスマスクは痩せこけていたようです。
アンディ・ガルシアのあの栄養状態のよさそうな
姿では決してなかったと思います。
そのためーー殴られて・・・というオチとか
入れてドラマチックにしたのかなーーーと思いました。
本当の話でも十分ドラマチックだと思うのでーーできたら
アンディ・ガルシアに痩せこけて演技して欲しかったです。
>一人の芸術家として認めていたってことなのでしょうかね~
だと思います。あの状態で、石膏コネだしたときには
私もかなりびっくりしましたーーー。
そうなんですかぁ~
デスマスクと絵がそのまま・・・
芸術家たちの間では
それが習慣だったのでしょうか・・・
冷静に描けないような機もするのですが。
友達としてではなく、
一人の芸術家として認めていたってことなのでしょうかね~
と言うくだりはフィクションです。
酒と麻薬でほとんど野たれ死に状態でした。
(映画とそんなに変わりませんけどーー)
ただ、デスマスクの部分とか絵を書いている部分は
その物があるからあういうところを作ったと思うので
本当だと思います。
私はあの、芸術家たちのモディリアーニの最後をとどめようと
する姿に、こういう送り方をするんだとちょっと感動しました。
やはり破天荒な人生を歩む人が多いですよね~
よほど絵の才能がないとやっていけないでしょう。
俺は映画としては『フリーダ』が好き。
『ゴッホ』は録画してあるので、そろそろ見なきゃ・・・
って言うか、勝手ながらそういう激しいものを持った人に興味をおぼえます。
ピカソと手をつないで歩く分身ちゃん、雪の中の2人の後姿のシーンは秀逸でした。あのシーンだけでもうOKです。モディリアー二の真の理解者は唯一ピカソだけだった、そんなしみじみとした友情に心打たれました。
話は変わりますが、芸術家の激しい恋愛の映画といえばなんだかたくさんありますね。ロダンとその弟子との恋愛を描いたイザベル・アジャーニのカミーユ・クローデルや、フリーダ・カーロなんか思い出しました。
こんにちは。
俺は、ジャンヌのラストは鮮明に描かなくてもよかったのではないかと思ったんです。俺の映画の評価において、自殺を美化する映画には辛い点数を与えるという基準があるのですが、この映画ではちょっと悩みました。
この後も生きていて幸せを感じるだろうかとアレコレ考えてしまいまして、ただ、残された子どものことを思うと、やはり生きていてほしいといったところでしょうね。
なんとなく話の流れは眠くなりそうな展開かもしれませんね(笑)お酒は飲んでも飲まれるな、って肩をたたきたいですわ~
思い込んだら命がけっていうのを地でいく映画でした(爆)でも、ジャンヌにはもっと生きて欲しかったかな…
芸術の世界はある意味汚れた世界かもしれませんね。
見てるのが結構辛かったですよ
真実の愛です。
途中まではモディリアーニの愛を感じなかったので、ちょっと眠くなる展開でしたが、いいですね~
モディリアーニが長生きしてたら・・・結婚許可証は急がなかったという可能性も・・・・俺も偏屈かなぁ・・・
>mimia様
やはり眠っていたのか、記憶から遠ざかっています(汗)
完全な注意力不足。
なんだか恥ずかしいです。
え~とですね、結果ですが…
コンペティションの会場にガラスの金魚鉢みたいな器にお金がいっぱい入っていたでしょう?パトロンのカンパ(?)=勝った人への賞金と思いますが、その金魚鉢がジャンヌの部屋のテーブルの上にあった、ってことは…へへ、モディリアーニが勝った、ということでした。
それとモディリアーニはピカソの肖像画をちゃんと描いてるんですよ~。なのに、なのに、あの描かれ方はグスン。。。
めちゃくちゃ受けてしまいました!(曝)
それにしても、あれほど全てを捨てて
モディリアーニを愛せるジャンヌは、
やはり21歳という若さなのかな~。
年をとってくると、いろんな思惑ができちゃって・・・
とてもとても・・・(笑)
モディリアーニがものすご~く長生きしていたら、
きっとジャンヌも変わっていたのかもなぁ~と
思ったりして・・・我ながら嫌な女だなぁ~。
終盤の展開はお見事でした。
途中、2点にしようかと思ったくらいなのに、一気に挽回してくれました!
1杯が2杯、2杯が3杯・・・やめとけよーーー
最近、酒を断っているので、もう止めさせたい気持ちでいっぱいになりました。
>kazu様
眠ったわけじゃないんですけど、
ピカソを殴ったのはビンなのか拳なのかがわかりませんでした(汗)
それと、コンクールの結果が・・・
ちょっと見のがしたのかなぁ。
子供が出てきたときは混乱しました。
ええっ、いつの間にって?!!
白黒映画の「モンパルナスの灯」のジェラール・フィリップと、アンディ・ガルシアのあまりの違いに最初は戸惑いました。
でも美しいものを見て「ヴェッラ!」と言いまくる彼はステキでした。
後半のコンクールに向けて絵を描くところは盛り上がりましたよね~。
それにしても飲んでたお酒はアブサンでしょう?
すごく強いお酒でしょう?
分身チャンになんとか止めて欲しかったわ~。
ところでkossyさん、明日から「メゾン・ド・ヒミコ」公開ですよ!
是非ご覧になってね! by宣伝部長