背が高いティム・ロビンス。それが最も印象的。他には、偽造したパペルを○○の中に入れ、それをティムに渡したシーン・・・
ストーリーは簡単なはずなのに、正直言って、理解不能の箇所があった。それはウィルスに関する記述。共鳴ウィルスを利用して「自分のことを何かしゃべって」と相手に喋らすだけで心を読み取る能力を持っているウィリアム。しかし、他にも様々なウィルスが出てきたのだが、これがさっぱりわからなかった。クローンやクローンから生まれた子どもや指の移植、そしてテーマとなる“同じ遺伝子を持つ物の結婚や出産を禁ずる”法律。これらは理解しやすいのだが、脇を固める設定がついて行かなかった。
いつものごとくドキュメンタリー・タッチのスタンスを崩すことなくSFという分野を開拓したウィンターボトム監督。透明な液晶パネルやビデオを映す日記帳、指紋で認識させるモバイルデータ機器といった小物のこだわりも優れていて、砂漠化した世界と管理社会を「外と中」で対比させた世界観も見事。そして上海のネオン街をそのまま利用した未来感も素晴らしい。だけど何か物足りない・・・そう、テーマが希薄すぎるのだ。
一応は近親結婚の禁止という法律と、体外受精とクローン技術の進化による没個性への警鐘のようなテーマも感じられるが、外にはじき出された側の人間描写が薄いことで、何が言いたいんだかさっぱりわからなくなった。善悪の区別もしがたいような意味不明のウィルスを登場させたり、都合が悪くなったらすぐに記憶を消すという設定も安易すぎる・・・だけど、映画っぽい作り方で全てを吹き飛ばしてくれて、何となく良かったなぁと思わせてくれた・・・この記憶も消されるのかもしれないが・・・
★★★・・
・CODE46@映画生活
ストーリーは簡単なはずなのに、正直言って、理解不能の箇所があった。それはウィルスに関する記述。共鳴ウィルスを利用して「自分のことを何かしゃべって」と相手に喋らすだけで心を読み取る能力を持っているウィリアム。しかし、他にも様々なウィルスが出てきたのだが、これがさっぱりわからなかった。クローンやクローンから生まれた子どもや指の移植、そしてテーマとなる“同じ遺伝子を持つ物の結婚や出産を禁ずる”法律。これらは理解しやすいのだが、脇を固める設定がついて行かなかった。
いつものごとくドキュメンタリー・タッチのスタンスを崩すことなくSFという分野を開拓したウィンターボトム監督。透明な液晶パネルやビデオを映す日記帳、指紋で認識させるモバイルデータ機器といった小物のこだわりも優れていて、砂漠化した世界と管理社会を「外と中」で対比させた世界観も見事。そして上海のネオン街をそのまま利用した未来感も素晴らしい。だけど何か物足りない・・・そう、テーマが希薄すぎるのだ。
一応は近親結婚の禁止という法律と、体外受精とクローン技術の進化による没個性への警鐘のようなテーマも感じられるが、外にはじき出された側の人間描写が薄いことで、何が言いたいんだかさっぱりわからなくなった。善悪の区別もしがたいような意味不明のウィルスを登場させたり、都合が悪くなったらすぐに記憶を消すという設定も安易すぎる・・・だけど、映画っぽい作り方で全てを吹き飛ばしてくれて、何となく良かったなぁと思わせてくれた・・・この記憶も消されるのかもしれないが・・・
★★★・・
・CODE46@映画生活
コメントありがとうございます。
テーマだけなんですよね・・・弱いところは。
これは恋愛映画だという方もいらっしゃいますが、
そちらも弱いと感じました。
雰囲気は良かったですよね~
私的には、すべての人類の愛の歴史の、MTV的作品(イメージビデオ?)とおもっております、その希薄さが。
何となくなんですけど、『マイノリティー・リポート』のスピンオフのような・・・
サマンサ・モートンの扱いが定着したからなのでしょうか。
この2本を見れば、何となくわかったりして・・・
ホント分かりづらい作品でしたね(汗)。
確かに愛をテーマにしていたようですが、
人間そのものを描いていないような気がしました。
そそ、すぐに記憶を消されちゃうしね…。
関係ないけど、すごい身長差、でしたよねー!
TB、コメントありがとうございます。
愛がテーマでしたか。
そういや、許されない愛というテーマも感じられますよね。
このコード46に引っかかること、不倫といった不道徳ではあるが、真剣な愛しかも管理社会から理不尽な扱いをされているような・・・
素直に愛を感じられなかった俺は、愛に飢えていたということなんでしょうか・・・・それとも記憶を消されてるだけかな?
ともともだよ★なかなか友達出来ないです↓
良かったらお友達になってください。゜゜(´□`。)