なんとなく暇だったので、パソコンの前に座ること数時間。
ずっと書いてたらもういいやってなったのでアップします。
ちょっとなげやりかなぁ?
僕の好きなサクラが出てくる「こばな詞」
僕の好きな幼馴染がでてくる「こばな詞」
今回の名脇役の「枝垂桜」
ソメイヨシノより好きかもしれない。
あんまり見る機会がないのだけど。
で、この「こばな詞」では、狂い咲くので今の季節でいいのです。
相変わらず下手くそだけど、どうぞ。
--------------- キ リ ト リ ---------------
「泣き桜の前で」 詞 Kosuke Yamada
「またこの場所で会おう 約束だ いつか必ず守るから」
指きりもせずキミは旅立って行っちゃったよ
村外れにある大きくて神秘的な枝垂桜の木
泣くように花をつけるので「泣き桜」って呼んでるの
幼い頃に毎日毎日 朝から晩まで
走りこけてた私たちが懐かしいな
泣き桜の前であんな約束を
してから既に十余年が経つよ
まだ無知なガキの頃から
医者になるのが夢だったキミ
小さな村では叶えられないって
大都会の大学に夢を求め私をおいて
「またこの場所で会おう 約束だ いつか必ず守るから」
指きりもせずキミは旅立って行っちゃったよ
手紙もメールも電話すらくれやしない薄情なあいつ
寂しくて涙で枕を濡らした夜もしばしばよ
毎日キミが居るんじゃないかと
淡すぎる期待 それにすがって泣き桜を見に行くのに
十五歳の時に内緒で削った
相合い傘が胸を締め付けるの
旅立ってだいぶ経つけどキミの夢って叶ったのかな?
私にも夢はあるにはあるけどね
誰かさんのおかげでね 叶わないの 独りぼっちじゃ
「またこの場所で会おう 約束だ いつか必ず守るから」
指きりもせずキミが旅立ったままなんだよ
「突然狂い咲いた」と村人の話題になった泣き桜
人に聞こえちゃうくらいの胸の高鳴りを
頑張って抑えながら 夢中で走り出してたよ
咲き誇る泣き桜の周辺には人影もない
相合い傘を指でなぞりながら
溢れ出てくる涙をこぼしたくてうずくまると
「よう」包み込む様に 待ちわびた声が心を抱きしめた
「何が「よう」だよバカっ」泣きながら叩いたんだ
その私の気の済む頃合いでキミは
「待たせたお詫びだ」と茶色い縁取りの紙を出し頭を撫でてくれたんだ
--------------- キ リ ト リ ---------------
蛇足のコーナー。
なんか綺麗にオチなかったのが少し悔しいな。
もっといい表現があっただろうし、まだ検討する余地があるなぁ。
あと、
僕の大好きなこの曲の逆バージョンになってた(意図はしてません)
マメに連絡を取る男⇔音信不通の男
帰ってこない男⇔帰ってくる男
とても、太刀打ちできないものだけど少しでも近づけたらうれしいな。
ではでは。