こーすけの独り言 ~言霊を求めて~

日々感じた事、特にBOOK・OFF徘徊や歌詞に関することなど
たまに「こばな詞」というものをしたためる癖あり

金髪と黒髪

2019-01-27 01:53:56 | こばな詞のはじめ

今回は(も?)「ガチ中のガチ」

「こばな詞」中の「こばな詞」

物語テイストが強いです。
そして僕の妄想とか願望とかその他色々が盛り込まれています。

なので…

なげー。ハンパねーなげー。

普通に長いのに4番まであるし、おまけもついてるし。

 

こんな感じの可愛らしい女性に憧れる物語のはずがかなりねじ曲がっちまいました。

まぁ、僕が好きなんだからいいでしょう。
世間に発表するような代物ではないですけども。

そんな「こばな詞」をどうぞ。

--------------- キ リ ト リ ---------------
「金髪と黒髪」 詞 Kosuke Yamada

「酔っぱらってないからしゃ 大丈夫らよ」
お決まりの気持ち良さげな呂律の電話で僕を呼び出す
決まって金曜日の23時頃 僕の家の下にある
バーのカウンターで独りで呑んでる謎の女性がいるのだ

初めて会ったのは1年前のこの店のカウンター
元カノにフラれ落ち込んでいた僕をなぐさめてくれたっけ
正体不明の不思議な女性でいつも酔っ払っている
恋などには発展しないとは思うけど
男だし誘惑されたら勿論ゴーさ

ロングでストレートの金髪に似合うちょっとケバいお化粧の
美人と言われれば美人ではあるが誰もが振り向く感じでもないかな


僕の昼の楽しみは職場近くに売りに来る
お弁当屋の女性さ 本気で胸キュンなのだ
清楚な雰囲気かつ可憐でもあって
お弁当も美味しくて もしも叶うのなら
お嫁にこの娘をもらいたい気持ちなのだ

日替わり弁当は500円也 釣銭を渡す手の
人差し指には緑色した象の目立つ絆創膏が
突然来た話し掛けるチャンスに「象がお好きなんですか?」
焦り過ぎてとぼけた質問をブチかます
でも「ハイ」と元気に答える所も好きだ

ショートでボブカットの黒髪にお似合いの淡いお化粧の
お茶目で可愛くてそのお弁当も美味しいリアルな僕のアイドルちゃん


例によって携帯がいつも通りに鳴り響く
でもいつもより呂律がまわらず解読不能
すぐさまバーへ行くと彼女はお店のカウンターに
突っ伏して深く眠っている 着てきた上着を彼女にかけ腰掛けた

荒れている雰囲気じゃなく可愛い寝姿で
スヤスヤと熟睡している彼女の指を見ると目立つ緑の象が
ない頭をフル回転 非礼とわかりながらこめかみに透視発揮
中には見慣れてる黒髪が ウィッグを外し彼女と並べ眺めてた

彼女が目覚めるまで寝てる彼女の横で軽く呑んでよう
ケバくて黒髪のその寝姿から生じる妄想 それを肴(あて)にしてね


彼女はふと目を覚まし 水をゆっくり飲んだ後
恥ずかしそうにこっちを見ながら語ってくれた
毎日お弁当を買いに来る僕に惚れてしまい
熟考し僕を尾行をして馴染みのお店で話す作戦を実施

普通に話すのは恥ずかしいので変装し忍び込む
金髪の方はとても仲良くなれて恋バナとかしちゃって
本当の自分の事を好きだと僕が相談してくれバラしそうに
とはいえ金髪の関係も楽しくて両立したい欲望が沸いて

でももし金髪の方にマヌケな僕が惚れてしまったら困るなって
悩んでパニクッて 呑んじゃって バレちゃった
今はなんか嬉しいんだよって

ロングでストレートの金髪に似合うちょっとケバいお化粧と
ショートでボブカットの黒髪にお似合いの淡いお化粧の
ふたりもいっぺんに彼女ができたと錯覚しちゃった 奇妙な物語


余談ですが
金曜日だけ帰宅すると 金髪でド派手な化粧の妻が
「おかえり」って楽しそうに出迎えてくれるのが楽しみだったりします

--------------- キ リ ト リ ---------------

今回のキーアイテムは

ウィッグってバレないもんかね?
その辺、よくわからずに書いてます。

実は、この変装する女性の物語も書き始めているのですがまた別の機会に。
ちなみに、変装癖の話ではありません(笑)

 

ではでは。