＜耳を澄ますと 虫の声が。＞

あまり　きれいな音色ではないが
虫が　ガーガー　ギーギー　鳴いている。

あの蝉は　もうどこへ消えたのか。
草むらの虫ばかりだ。

季節が変わり　人間の心も微妙に。

夏は終わり秋をつげてるようだ。
台風があっても　地震があっても

虫は何もなかったように音を告げる。

人間どもは地震だ洪水だと動揺し
騒ぐが　今朝は虫は何もなかったように

朝を告げてる。
だが　なんか秋の虫の音色は寂しい。

燃え尽きた後なのか　物悲しい音色が。

こころを詩人に書き立てる。


「夏過ぎて　物悲しくて　虫どもが」

「蝉去りて　夏の終わりが　草むらに」　


　　　　　　薔薇騎　麻衣　　著


詩人に成れぬ凡人だが　凡人も化ける作品が
できるかも。。。

＜シンプルが一番 いいんだ。。。＞

普通がいいんだ。

何か奇をてらい変わったことを
望むが　あまり変わると疲れる。

精神的にも肉体的にも疲れる。

シンプル・ザ・ベスト　
この意味が　よ～～くわかるこの頃だ。

何もないのがいいのかも。
あまり変わったことが起き過ぎても。

毎日を　この日常を
坦々とすごせれば。。。

その中に　自分を　少し生かせれば。。。。

疲れるのは　もうコリゴリだ。
贅沢は言えないんだ。

普通に過ごせるなんて　
こんなに幸せなんだ。。。。。