ごきげん練習帳 〜自分トリセツの作り方〜

自分と人生を楽しむための”セルフ・コーチング”ノート

「よし、がんばろう」と思うスイッチが入るとき

2020年02月19日 | ●ストレングスファインダー®

ごきげんいかがですか?

 

ご無沙汰しています。

 

今日は、進歩を求めるときに

自分がどんな資質

(=傾向性:思考・感情・行動のくせ)

を使っっているのかな、というお話を

書いてみたいと思います。

 

 

●一つの講座を終了しました

 

実は、私、

一昨年から、「アサーティブ」というものについて

新たな学びをしておりました。

 

コーチングを学ぶときは、

どちらかというと「聞く」ことが

中心となっていますが、

アサーティブはその逆で、

「伝える」(話す)ことが

中心となります。

 

何れにしても

「コミュニケーション」において大切なもので、

根っこは通じるものがあります。

 

なぜ、これを学びに行こうと思ったのかは、

また改めて書くとして、

基礎、応用、その次・・・と学びを進めた私は、

さらにもっと学びたくて、

昨夏から「トレーナー養成講座」に

参加していました。

 

それが、この週末に終わりました。

あとは試験を残すのみ。

 

月1回の連続講座は、

期待通り、とても充実した内容で、

同期の仲間も素晴らしく、

最後はもう胸いっぱい。

 

もう、「私の思いは満たされた~」と

なんならここで終わりでもいいかな、

くらいの勢いだったのですが、

それが、いやいや、まだまだこれからだ、

と思えたことがありました。

 

 

●フィードバックのちから

 

それは、みんなからもらったフィードバック。

 

最終日、私はプレゼンの担当でした。

プレゼンは、今後、私たちが

トレーナーとして活動していくための

知識やスキル、マインドなどを

見てもらうための練習の場です。

 

フィードバックというのは、

その人のゴールに対して、

今どのくらいずれているのかを伝えてあげるもの。

それにより、本人が自分では気付かない

クセや足りない点などに気づき、

修正の方向を知ることができます。

 

私も、できていないところが多々ありました。

それに対して、同期のみんなが

本当に愛のある、

つまり私のためになる、

フィードバックをしてくれました。

 

それをいただいたとき、私のなかで

何かが、「もうこれで十分なんて言ってる場合じゃない!」

と頭をもたげました。

 

 

●資質によって、動機が違う

 

こういうとき、

例えば「最上志向」という、

よりよくを目指し、

自分や他者を磨いていこうという資質を

上位に持つ人は、

さらなる自分の「成長」を目指して、

とにかくもっともっとよくなろうとします。

 

あるいはその逆の資質と言われる

「回復志向」を持つ人は、

自分が基準値に対して不足している部分を見て、

その部分を埋めるために行動しようとします。

 

でも、私はそのどちらの資質も

上位にはありません。

回復志向はむしろボトム。

 

でも、フィードバックをもらったとき、

のほほんとしていた自分に、

なんらかのスイッチが入りました。

 

厳密に言うと、フィードバックをもらったとき、

というより、

同期の仲間とともに、

濃密で意義の深いときを共にしてきて、

それが終わろうとしていると思ったとき、

私の中で、何かのスイッチが入りました。

 

それは、

自分はもっとできるはずだ、という

自分への期待というようなものでもなく、

自分の出来ないところをとにかく埋めなきゃ

というような思いでもなく、

まして他者に負けないように合格を勝ち取りたい、

とかいう気持ちでもなく。

 

なんというのか、

これから向き合う人たちに対して、

自分というフィルタを通って伝えることが

歪んでしまったり、

それによって対象となる人たちの

期待に報いることができなかったりしたら

申し訳ない、

みたいな思いに近いかもしれません。

 

おそらく、私の中の

私に与えられた役割を、正しい方法で、

「ちゃんとやりとげなきゃ」みたいに思う

「責任感」という資質が

ざわついたのかな、と思います。

また、トップの「学習欲」

わからないことは理解したいと思うし、

知ったかぶりみたいな状態はダメ

とも思うのだと思います。

 

そして、なにより、

「この仲間と共に一緒に合格したい」

という感情が動いたことが

一番かもしれません。

私の「包含」という資質が

そのアイディアによってワクワクしたのだろうな、

と思います。

 

そこに、おそらくこれから

「目標志向」で「目標」が立つんだろうな。。。

 

 

何かに向かって頑張るという行動は

はたから見ると同じだとしても、

そのもとになる動機やエネルギー源は

それぞれの人で違っているということを

改めて思うとともに、

自分自身のスイッチの入り方を振り返って

面白いなあ、と思いました。

 

 

いずれにしても、こうした学びは

知識だけではなく、スキルもマインドも

全てを合わせて実践してなんぼ、のものですから、

入口あって、出口なし。

 

また、終わりのない旅が続きます。。。

 

 

 

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ひとりの人は、たくさんの人でできている

2020年01月31日 | ●ストレングスファインダー®

 

ごきげんいかがですか?

 

先日、ある方とお話していて、

「原点思考」と「運命思考」を強く感じました。

今日はそのお話を。

 

 

●「つながる」原点思考、運命思考

 

まず、「原点思考」なのですが、これは、

無意識にその物事・人の原点・源流に遡りたいと思う資質です。

「今」があるのはそこに至る「過去」があるから。

たとえば、おとうふをさっと切ったとして、

「今」というのは、その切られた断面だけなのではなく、

その断面を持つ、豆腐全体の立体、

そんな風に今を捉えているのが「原点思考」です。

今という地点には、そこに至るヒストリーが

必ず付いている、そう思っています。

歴史好きの方がとても多いです。

 

また、「運命思考」は、

見えない物事の間につながりを見出して、

意味づけをしていく資質です。

仮に辛い出来事があったとしても、

それがあって今がある、

こういうことが起きたのには、

きっとこういう意味がある、

と考えていく資質です。

(だいたい、良い方向に考えることが多いです)

これを持つ人には、”ご縁”とか、”因果応報”、

”シンクロニシティ”などを信じている人も多く

起きてしまったことや、目の前に現れたことにジタバタせず、

そのまま受け入れていきます。

「スピリチュアル」な話が大好き、

という人も多いですし、

自分を自然や宇宙などの大きなものの一部である

という体感を持っています。

だから、世界や人が分断されていたり、

誰かや地球を傷つけることは嫌いです。

全てが一つにつながっているので、

誰かを傷つけたり自然を破壊したりすることは、

結局、自分を傷つけたり破壊することに等しい

という感覚なのです。

 

 

これら2つの資質は、上位に持つ人は

割とレアです。

34資質の中でTop5に出現する確立は、

2019年の確か2月頃の統計で、

原点思考は、

グローバルで30位、日本の中でも27位。

運命思考は、

グローバルで23位、日本でも29位。

 

 

英語名は

原点思考がContext(文脈といった意味)

運命思考がConnectedness(つながりという意味)

で、ともに「つながり」の感覚です。

 

 

 

●原点思考×運命思考のアート

 

先日お会いしたその方の中には、

一人の人間という一個体は、

その一個体としてだけでは終わらない、

という強い考えがありました。

 

人は生きていく上で、様々な影響を受けます。

もちろん、DNAとして親から受け継いでいるものもあるし、

たとえばその人が読んだ本がその人を形作ることもある。

そして、その人が感銘を受けた本の著者も、

そこに著した思いや考えを、

実は全くのオリジナルではなく、

誰かの影響から培っている可能性が高い。

その誰かは、もしかすると

さらに前の有名な思想家かもしれないけれど、

その著者の近所に住んでいたおじいさんだったかもしれない。

 

そう考えると、有名な人の中にも

たくさんの無名な人たちが住まっていることになります。

世の中に、その人一人だけが、

誰ともつながらず、触れ合わずに

生きているはずはないですから。

 

だから、有名な人だけがえらい、とかいうことではないし、

個体そのものが、独立した単体としてある、

ということには意味はない。

裏返せば、

どんな個人も、なんらかの影響を

誰かや何かに与えている。

だからこそ、

この世の中の「無名な人」全てが

存在する意味があり、

価値がある。

何かを成し遂げなければ

有名にならなければ、

存在する意味がない、

というのは違うんじゃないかな、

ということでした。

 

私は、この考え方がとても素敵だな、

と思うとともに、

この方の持つ「原点思考」と「運命思考」の

織りなすアートを見るような思いがしました

 

 

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うまくいかない時のチェックポイント 3

2020年01月25日 | ●ストレングスファインダー®

ごきげんいかがですか?


今回は、うまくいかない時のパターンの最後

3つ目について書きたいと思います。

 

 

●3)上位資質のニーズが満たされていない

 

上位資質にはそれぞれニーズがあります。

たとえば、「学習欲」だと

「新しいことを学びたい! 体験したい!」

というものです。

 

これが満たされず、

仕事でも、分かりきったことだけを繰り返す

そんな職場環境に居ると、

この資質が上位の人は、

だんだんと枯れてきます。

 

まさに、水をもらえない植物のようなもの。

 

そういう時は、当然、水を与える必要があります。

 

「学習欲」なら、

新しいことを学ぶということです。

もしどうしても仕事ではそれが満たされないとしたら、

プライベートで学ぶ時間を持つ、

新しい趣味を始める、

映画を見る、本を読む、などをしてみることです。

 

 

かつての私のケースですが、

(私は「学習欲」が上位です)

コーチングを学んでいた頃、

仕事が忙しくて、

クラスを長期休んでいたことがあります。

そして、やっと何ヶ月ぶりかで

一つのクラスを受講したとき

まるで砂漠の土に水が染み渡るかのように

自分がみずみずしくなっていくのを

感じました。

 

たった1回、たった1時間だけなのに。

 

そしてそうなって初めて、

自分がいかに乾いていたのか、

枯れていたのか、を知りました。

 

水、太陽、土、空気・・・

命にとって大切なものが幾つかありますが、

その資質にとって大切なものは、

ちゃんと与えないと、

本当に、命に関わるくらい

その人の魂を病んでしまうかもしれません。

 

自分にとっては何が栄養か、

把握していますか?

 

 

 

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うまくいかない時のチェックポイント 2

2020年01月24日 | ●ストレングスファインダー®

 

ごきげんいかがですか?

 

前回、うまくいかない時

資質の使われ方に

パターンが3つあるのでは?

と書きました。

そして、

そのうちの1つ目の話をしました。


今回は

2つ目について書いてみます。

 

 

●2)上位資質を作動させていない

 

これについては、私、気付いたのです。

 

家を片付けたい、と思いながら、

なかなか片付かない理由に。

 

それは、片付ける目的が明確じゃないから

ということです。

 

私の場合、「目標志向」という資質があります。

この資質は、

ゴールが決まれば、

それに向けて段取りをし、

確実に目標を達成していきます。

だから、これを使えば、

大抵のことはやれるはず、なんです。

 

でも、片付けることについては、

全く作動していませんでした。

 

なぜだろうと思ったら、

この「目標志向」は

ゴール設定にあたっては、

何のためにやるのか、

それをやる意義は何か、

ということも大切になる資質だからです。

 

つまり、何のために片付けるのか、

片付けてどういう状態にしたいのか、

何にその部屋を使いたいのか、

といったことが明確にならないと、

そもそも発動しないのです。

 

であれば、

それらを明確にして、

なんなら日付も入れれば、

行動する気になれるのではないか、

とわかりました

 

 

せっかく使えそうな資質を上位に持っていても、

それを作動させるボタンを押していなければ、

動かないってことですね。

 

ストーブが部屋にあったとしても、

スイッチを押さなければ、

部屋は温まりませんよね・・・。

 

 

 

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うまくいかない時のチェックポイント 1

2020年01月23日 | ●ストレングスファインダー®

 

ごきげんいかがですか?

 

 

どうもうまくいかないこと、

ずっと考えているんだけど、

なんかできないこと、

ありませんか?

 

そういうときって、

もしかすると、

次のパターンのどれかになっていないかな?

と思います。

 

 

1)上位資質が弱み使いされている

 

2)上位資質を作動させていない

 

3)上位資質のニーズが満たされていない

 

 

これについて書いてみたいと思います。

 

 

 

●1)上位資質が弱み使いされている

 

これって、

たとえば、「回復志向」と「責任感」

という資質が高い人が

「この問題を解決できないのは、

 自分のせいなんじゃないか」

と思って自分を責めがちになるとか、

 

前回、書いたように、

「目標志向」が高い人が

明確な目標を持てずにモヤモヤしている、

という場合がそうかな、と思います。

 

こういう場合は、

問題を解決できないのは

本当に自分のせいなのではなく、

自分が必要以上に、無意識に

問題解決を自分の責任だと思い込んでいただけ、

 

目標を持てないモヤモヤは、

自分が無意識に目標を持ちたい、

持たねば、と思っていただけ、

と気づくことが処方箋かと思います。

 

そう気づけるだけで、

そもそも、そう考えること自体が

ある意味”異常値”なんだと思えれば、

それだけで、

その考えを手放してもいい、と

思えるのではないでしょうか?

 

 

自分はいつも素敵な傘をさしているので、

今回もその傘をさして歩こうとしたけれど、

どうも進まない。

なぜだろうと思っていたら、

ここは、傘をさしていたら通れない

小さな入り口だった、

みたいな感じかな。

 

それに気づけば、

「あ、傘閉じよう」

と思えますよね。

 

 

その2以下はまた今度。

 

 

 

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正しい答えは正しい式から

2020年01月18日 | ●ストレングスファインダー®

 

ごきげんいかがですか?

 

 

おかしい、答えが出ない、

答えがどうも変……

そう思っていたら、

なんと立てた式が違っていた!

そんなことってありますよね。

 

今朝、久しぶりにそんなことを実感しました。

 

 

●今に生きる人は目標を持たない!?

 

私は、コーチングとか、ストレグスファインダー®︎などを

使って仕事をしていますが、

それらの勉強や練習も、

ずっと続けています。

 

今朝は、ストレングスコーチングの

オンラインでの練習がありました。

 

その中で、「今年のテーマ」という言葉が出たので、

「皆さんの今年のテーマとか、目標って何ですか?」

ということを聞いてみました。

 

すると、その中の、「適応性」という資質が高い人が

「ありません」とひとこと。

 

いや、予想はしていたのですが、

本当に「ない」んだ!

と、ちょっとびっくり

 

*******

「適応性」とは、

前回も書きましたが、

未来や過去のことを考えるのではなく、

「今」に生きる傾向性。

故に、きっと変化してしまう不確かな未来に

目標を定めたところで、意味がない、

どうせ変わるんだから、

と考える傾向にあります。

 

会社の「目標管理制度」なんて、

意味がない、と思っているというのは、

前回、書いた通りです。

こちらの記事も参考にしてください)

 

この資質が高い人は、

目の前に流れてきた物事に、パッと反応し、

それに動きを合わせます。

なので、例えば災害が起きるなど

イレギュラーなことが起きても慌てず、

フリーズしたりすることなく

臨機応変に対処することができる才能でもあります。

時に優柔不断にも見えますが、

実はすっごく頼りになる資質なんです。

 

逆に、決まり切ったことだけをしているのは苦痛な人も多く、

心の中では変化や突発事項を楽しみにしている感じです。

 

******

 

・・・ってことなので、

そうかな、とは思ったものの、

そこまで見事に「ない」って言い切れちゃうんだ~

というのは、私にはない感覚でした。

 


●ないのではなく、あるから悩む


その言葉を聞いた時、

はっと思いました。

 

「そうか!

そもそも、目標とかがないと、

それを達成できなかった、というストレスも

ないんじゃん!?」

と。

 

そして、私が目標を気にかけるのは

そもそも「目標」を持つことが当たり前、

という前提に立ってからなんだな、

と気づいたわけです。

 

 

私の場合は、「目標志向」という資質が高く

「目標」を決めてそこに向かうというのは

自然な行為です。

 

ただ、この資質は

「1回に1つ」という特徴があり

1つの標的に目標を定めると

まさにロックオンされ

他のものが見えなくなる傾向があります。

 

その力が強いが故に、

かえって不自由に感じることもあり、

ロックオンする標的を決めるのには

よくよく考えるようにしています。

 

それゆえ、

目標を持ちたい思いがありつつも、

いつも大きな目標があるわけじゃない、

という矛盾した思いを抱えていることになり、

目標に向かっていない自分への物足りなさ、

みたいなものを感じてしまい、

「私って、本当に”目標志向”あるんかいな?」

と思っていたわけです。

 

・・・ということに、今日、気づきました

 

大きな意義ある目標に向かっていない自分が

物足りなかったり、

これじゃいけない、と思うということ自体が、

「目標志向」だった、というわけです。

 

「ない」のではなく、「ある」からゆえの

疑問、物足りなさだったんですね・・・。

 

 

答えが出ないと思ってもやもやしていたのは、

 

立てた式自体が不適当だった、

 

ということかも、と思ったのです。

 

 



 

●「目標」は見方を変えれば「執着」

 

 

「目標」を持たねば、

それを達成せねば、

意義あることをしなくちゃ、

といった思いに囚われていたのだとすると、

目標も、一つの「執着」だな、って思いました。

 

 

目からまた一つ、ウロコが落ちましたよ。

 

 

 

●自分では考えないからこそ、質問される意味がある

 

とはいえ、

その「適応性」の方も、

「目標は何か?」という、

自分では考えないことを質問されるからこそ、考える

だから、その質問はそれはそれで意味がある、

とおっしゃっていました。

 

実際、「適応性」上位だからといって

何も成し遂げられないわけじゃないどころか、

今日の方も、

普通にはできない偉業を

これまでにも沢山、成し遂げていらっしゃいます。

 

ちなみに、その後、

我が家の「適応性」上位の息子に目標のことを訊ねたら、

彼は、

「目標」は常に持ってる、

と言ってました。

 

それ以外の資質との兼ね合いもありますし、

「適応性」自体を、

どこに向けて、どう使うか、

ということでも、人それぞれ、

違いはあると思います。

 

それにしても、

「目標」がないと、自分が無為に生きているように感じて、

ちょっと情けなくなってしまうのは、

目標を持とうとする傾向性が強いからなのだ、

とわかるだけで、

気持ちが少し、楽になりました。

 

  

勉強会では、またまたボロボロで

自分の未熟さを痛感しましたが、

それも含め、発見と学びの宝庫。

 

こちらも逆説的ですが、

「影」があるから「光」に気付ける。

 

なので、週末の朝から、

とっても有意義な時間を過ごしました。

 

感謝


 


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目標達成の方法は、自分のタイプに合わせよう

2020年01月14日 | ●ストレングスファインダー®

 

 

こんにちは。

 

早いもので2020年も、もう2週間が経ちましたね。

すでに通常運転モード全開かと思います。

 

となると、年初に立てた今年の目標、なんてものが

すでに忘れられてきているぞ……

という方もいらっしゃるかもしれないですね。

 

 

●目標を立てることは好きですか?

 

そもそも、目標って立てますか?

あるいは、目標、好きですか?

 

私自身は、目標を持つことは好きと言えば好き、

でも嫌いと言えば嫌いです

(どっちやねん

 

好きだと思うのは、

目標というか、なんらかの目印があると、

意識しやすいと思うから

(そもそも「標」という字も「印」という意味ですね)

そして、自分がどこに向かっているのか、

自分がわかっていると、どこかで安心するから……

なんだろうな、と今思いました。

 

なので、毎年、その年に自分がどう在りたいか

というようなことを”キャッチコピー”にします。

 

ちなみに、今年の私のキャッチコピーは

「チームでつくる」

です。

 

その心は……という話をすると長くなるので、

それはまた今度にしますが、

そんな感じの、テーマというか、標語みたいなものを決めて、

手帳のはじめの方に大きく書き込みます。

そして、その年に達成したい、まさに具体的な「目標」は

それはそれで小さく書き出しはします。

 

だから、目標を考えたり、そこに向かっていく感覚は

私は「好き」なんだろうと思います。

 

 

では、「嫌い」は何故かというと、

逆に「目標」を意識しすぎてしまう時、

私の場合は、それしか目に入らない、それだけをやっていたい、

という感覚になってしまうから、

あまりやたらと意識したくない、という思いもあるからです。

ある意味、一旦フォーカスすると、そこに向かう力が強すぎるんですね。

 

その感覚があるおかげで、

例えば締め切り前にアドレナリンが出まくって

まさに寝食忘れて何かを仕上げる、

なんてことができちゃったりします。

 

それをやっている時はフローとも言える状態なので、

それはそれで楽しい。

でも、その感覚だけに日常を支配されるのは、ごめんだな、と思います。

そうしたいと思わなくても、

「目標」という強力な磁石に引きつけられてくっついてしまう鉄のような感じで、

そこから適度な距離を取ることが難しくなり、

その引力が苦しいからです。

 

それなりに、莫大なエネルギーも使うので

それなりに、疲れるのです。

 

これ、ストレグスファインダー®でいう

「目標志向®」というもの

(これだという目標を決めたら、脇目も振らずにそこに向かっていこうとする

集中と意義あることを成し遂げようとする性質)

私が上位に持っているがゆえなのです。

 

それゆえ、明確な「目標」

たとえば、「◯◯の資格を取る」みたいなものも書くには書きますが、

手帳に書く時は、それをメインにはせず、

”キャッチコピー”を大きく書く、というやり方をしているのだろうな、いまは私、

と思います。

 

 

●目標好きと目標嫌い

 

世の中的には、よく

「目標を持て」

「夢に期日を入れろ」

みたいなことを言われます。

 

実際、一つの目標を達成したら次の目標を決め、

いつでも目標があることが快適、

それがないとやる気が起こらない、

という「目標志向®」タイプの人もいます。

 

そういう人は、「やるな!」という方が無理で、

目標を持つこと自体が当たり前、

目標がモチベーションの源泉、ということになりますから、

大いにそれをやってください です。

 

一方で、目標が苦手、という人も

かなりいるはずです。

会社の「目標管理制度」なんて大嫌い、という人。

 

そういう人は、そのやり方は目指さない方がいいと思います。

そういう人は、たぶん、こう思っているはず。

 

「1年後、2年後の目標なんて、立てても無駄。

 だって、状況は変わるんだから」

 

そして、

「状況は変わるのに、変わらない、変えられない目標に縛られるなんて

 ナンセンス」

だと。

 

自分はこのタイプだ、という人は、

多くの場合「適応性®」という資質

(今、ここで起こっていることに身を任せ、それに集中して対応してく性質)

を上位に持っています。


こういう人は、「目標」を立てること自体を

あまり好きではないと思っているはずです。


 

じゃあ、そういう人が、

これまで一つも物事を達成してこなかったのか、

といえば、それはとんでもなくて、

ちゃんと、立派にいろいろ達成してきたはずです。

 

ただ、その時は、目標に向かいたい、達成したい

ということ自体が

直接のモチベーションではなかったかも。

 

そのことを誰かに求められたから。

あるいは、とても好きなことなので、

なんとなくやっていたら、

結果として大きなことを成し遂げちゃった、

みたいな感じが多いかもしれません。

こういう人が見ているのは、

「ゴール」ではなく、「今」なのです。

 

自分はこれだな、という人は、

その時その時で、やりたいと思うこと、やれることをやりながら

今を思いっきり生きていけばいいのではないかな、

と思います。

 

それでも「やらねばならない」ことがある時、

それはまた別の要素(自分の資質)

例えば「誰かと約束しちゃったから」

「誰かに喜んでもらいたいから」

「これができると面白いと思ったから」

・・・・

などなどの気持ちが発動して、

ちゃんと動けると思います。

 

これまでもそうではなかったですか?

 

 

 

●目標達成は自分に合ったやり方で

 

ここまでは、目標達成に対して、

ある意味、両極な2タイプについて書いてきましたが、

どちらにも当てはまらないな、

という人も多いと思います。

 

そういう場合も、

これまで自分がどういうやり方で

何かを成し遂げてきたのかを考えると、

自分なりのやり方が見えてくると思います。

 

そこにあった、自分の気持ちは何だったのか。

何があれば自分が動くのか。

 

大事なことは、

世間がそう言うからと、目標を決め、

無理にそこに向かおうとしても、

やる気が起きない、続かない、

そして「ああ、自分てダメなんだ」と思ってしまう……

というのは意味がない、ということ。

 

誰かにとって良い方法が、

自分にとっても良い方だとは限らないのです。

その方法が自分に合っていないだけ。

あるいはその目標自体が、

そもそも本当にやりたいことじゃないだけ。

 

なので、無駄に自分に合わない目標の立て方をしたり、

無駄に自己嫌悪に陥ったり、

しないようにしましょうね~

 

そんなことに時間を使うのだったら、

どれが自分に合った目標なのか、

やり方なのか、

考えたり探したりしてみることに

時間・エネルギーを使いましょう!

 

ポイントは、何があると自分が動きたくなるのか、

何があるとやりたくないのか、

自分を観察してみることです。

 

 

今年のテーマやキャッチコピーを作ることは

オススメですが、

その時も、ただバクッとそのテーマを決めるだけでなく、

なぜそう思うのか、ということは、

自分の中で明確に言葉化しておくのがいいかな、って思います。

 

そうすると、自分の意識がそっちに向くので。



やってみてくださいね^^

 

 

 

#ストレングスファインダー®

#目標 

#目標設定 

#目標達成 

 

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