なぜアイビールックだったのか

　戦後からの復興を経て、大学生たちも学生服を脱ぎ始めた。とは言え、何を着たらいいかわからない。つまり教科書がなかったのだ。

　私は4～5歳のころテレビっ子だったので、その頃のはやりをなんとなく覚えている。とにかくアメリカのテレビ番組が良く放送されていたのだ。つまり日本人のあこがれはアメリカということ。

　アメリカを見習おうということで、アメリカの若者が着ている服、つまりアメリカンカジュアルが日本に上陸してきた。とは言え、何でもかんでもいいというわけではなく、ルール（こうでなければならない）が必要で、それを教えてくれたのがVAN Jacketであり、メンズクラブだった。

　それから10年がたち私たち田舎の中学生もそのアイビールックのお鉢が回ってきた。だが残念ながら私が高校3年の時、VAN Jacketは倒産してしまう。ところが、80年に株式会社ヴァンヂャケット新社なる会社が設立される。プレッピースタイル（アイビールックをもう少し幼くした感じ）が流行っていたので、商売になると思ったもかもしれない。20歳の私には知る由もないことだ。

　私は今でもVANもアイビールックも好きだ。理由は一番自分の良い時代つまり大学生の時に来ていたファッションだからと思う。ただ、今はもう少し幅を広げたアメリカンカジュアルを着ている。

　なぜかというと、自分がルールを理解していると思っているからだ。

夏はアロハ

　どんどん暑くなる。なんとなくアロハが気になる季節だ。若いころはアロハシャツは好きではなかったが今は好きだ。残念ながら昔買ったアロハは全部捨てたので1枚しか持ってない。これにハーフショーツとデッキシューズの組み合わせが好きだ。

一生働く覚悟

　職場に必ず車道楽の人がいる。高級車2台持ち。こういう人は家も立派だろう。立派な家の駐車場に何台も高級車が並んでいる。

　しかし、しょせん会社員、収入は知れている。私は若年退職をするぐらいの労働意欲。慎ましい生活をしていることはご存じのとおり。

　車道楽の人は一生働く覚悟がいる。自分のライフスタイルを守るために...

買い物はリアルショップ（現実世界のお店）で

　どうもインターネットで買い物は苦手である。知り合いはネットショップでしか手に入らないものもあるという理由でネットで買い物をする。

　私はさほどこだわりはないが、服は風合い、サイズの個体差、色目が気に入らなければ嫌なのでお店でしか買わない。

　特に同じLでもメーカーでかなり違う。実寸表も親切に載っているが個体差で１～２センチ違います、と書いてある。袖の長さの2センチ差は大きい。

　私は、服を東京や大阪で旅行に行ったついでに買うが、コロナでなかなか行くことができない。お金を使わなくてよいと強がっておこう。

一生かけて答えを見つける問もある

　ある人が言う。「どうせいつか人間は死ぬのだから、今死んでも何とも思わない」と！まあ確かにそれはそうだが、それを言っちゃーおしまいよ、の感がある。この思想の持ち主は、努力をしないだろう。

　今自分が生を受けてこの世にいるのはなぜ？自分の存在意義は？答えはそう簡単に見つからない、いや一生かけてその答えを見つけるものだろう。