「たいしさん、気を悪くしないで聞いてもらえますか?」
なんや、改まって・・・
「今まで、ずっと、たいしさんを指名して手話通訳者派遣申込をしてきました」
うん。
「私にとって、たいしさんの手話が一番わかりやすいからです」
ありがと。
「でも、よく考えてみると、これはよくないと思うんです」
?
「手話通訳者の誰が来ても困らないように、多くの手話通訳者に会って、私自身、通訳者の手話を読み取る力をつけていく必要があるんじゃないか、と。」
おお! なんという前向きな考え方!
「だから、たいしさんを指名するのはやめようと思うんです。すみません」
謝る必要ないやんか。素晴らしい考えだと思うで。
「ありがとうございます」
こうして、ろう者のRさんは卒業(?)していった。
なんや、改まって・・・
「今まで、ずっと、たいしさんを指名して手話通訳者派遣申込をしてきました」
うん。
「私にとって、たいしさんの手話が一番わかりやすいからです」
ありがと。
「でも、よく考えてみると、これはよくないと思うんです」
?
「手話通訳者の誰が来ても困らないように、多くの手話通訳者に会って、私自身、通訳者の手話を読み取る力をつけていく必要があるんじゃないか、と。」
おお! なんという前向きな考え方!
「だから、たいしさんを指名するのはやめようと思うんです。すみません」
謝る必要ないやんか。素晴らしい考えだと思うで。
「ありがとうございます」
こうして、ろう者のRさんは卒業(?)していった。