ぷわわわーーーんと、きんもくせいの香りが漂います。
この香りをかぐと、お祭りが近いなぁーと気忙しくなります。
最近、お店でも、話題はもっぱらお祭りのこと。鶴来の奥様方、どよよよよよーーーーんとしちゃってます。
なぜかと言うと、大きなお祭りなので何日も前から準備に追われます。お祭りにかかせない郷土料理もずいぶん前から準備します。
春に仕込んだ山菜や、夏に収穫し、冷凍保存した笹の葉などをつかいます。
お祭りのはじまる2,3日前から笹寿司をつくります。 親戚に配る分、当日のお客様にだす分、自分たちが食べる分、と我が家では5升
ほどの酢飯をつかいます。丸2日間、笹寿司つくりに明け暮れます。この時期はどの家からもプーンと酢飯のニオイがします。
そうこうするうちに、当日を迎え、3日間お祭りは続きます。
そして嵐の後のような家や、周りの後片付けです。
そううなわけで、女性にとっては1週間ほどお祭り地獄なわけです。
しかし!!しかし!!先輩方がこんな思いをして今日まで繋げてきた伝統です。絶やしてなるものか。何事も簡素化、簡略化の中にある
なかで、派手に大騒ぎしてじゃんじゃんお金を使う地区があってもいいはず!
自然に育まれ、伝統文化が色濃く残る町。
やっぱり好きだな。鶴来町。 鶴来女性の皆さん、楽しみながらがんばろーね!!
でも、一度は、このほうらい祭りでお呼ばれされる方にまわってみたいかも。ごちそうになってみたいもんです・・・。