混ぜるな危険

台所よ、私は帰って来た！新素材を持って。
前回、ピーマンの肉詰めをその場のノリだけで作ってみたはいい物の、一番目は有害で身体に多大なる損害を与え。二番目はなんとか毒素を抜くことには成功したがピーマンから肉がこぼれ、おまけに味がない。
あるとすれば油とピーマンの焦げた味と炭の苦味くらい。あれから一週間やることはたくさんあれどピーマンの肉詰めをどう美味しくするかが頭から離れなかった。朝起きてごはん食べて通勤してゲームやってる間考え続けた、と思う。
そして今日、新たな素材を手に、ピーマンの肉詰め怪に挑戦しました。
今日の材料は

　　・ニラたくさん
　　・にんにくたくさん
　　・ミンチ肉少なめ
　　・ピーマン2つ
　　・醤油いっぱい
　　・ごま油いっぱい
　　・魔法の粉１　一袋
　　・魔法の粉２　一袋
でお送りします。
まずニラとにんにくは千義理と木端微塵にして醤油とゴマ油の入ったボールに入れます。肉も入れて混ぜます。さらに新たな食材、魔法の粉1と２を一袋すべて入れて混ぜます。そしてねるます。ねればねるほど美味しくなると聞きます。これは焼く時に独特の粘り気ととろみがピーマンにくっつき、肉がピーマンからはがれおちるのを防ぐと予想しました。さらにあまみがいい隠し味になるはず。

ピーマンを縦に切って中の種と心を取り除き、先ほど作ったミンチ肉ミックスを入れます。油をひいたフライパンで肉が下になるように強火で加熱。ころ合いをみて中火にし、上から蓋をして適当に焼きます。焼けたと思ったら完成。お皿にとって食べるだけです。
実食！

・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
あまい。
・・・
・・・
・・・
・・・
ソーダ味ですね。
・・・
・・・
・・・
・・・
醤油とニラがいい具合にマッチしてますが、ねるねるのソロプレイが全く空気を読んでいません。醤油、ニラで中華。と思いきや、ソーダのすっぱさと何かの甘味が最高に舌を侵食していくこの感じ。クラスで一人だけテンション高くて周りと全く孤立してしまった痛い子みたいなってます。簡潔に言えばまずい。しかもうわ！まずいとかで無く。じわじわくるこのまずさ。お茶で流し込んでも舌に残るしつこさはＡ級ストーカーに値するます。そのくらいのまずさです。またとろみがいい感じに肉の固まるのを妨害。肉は固まらずにとろとろのまま。フライパンにもガチガチにまとわりついてフライパン黒こげ。最高に役立たずでした、ねるねる。
はぁ・・・また失敗か。
隠し味のねるねるが逆効果になるとは、予想できなかった・・・あのとろみ、焼いても消えない。さすがです。
だがしかし、これであきらめたわけではない。美味しい晩御飯を食べるまで、わたしは何度でも挑戦する。きっと。
今日の失敗を明日への成功に生かすために、まだまだ続くよ自作食生活。今度は何いれよっかな～