父さん 母さん ごめんね

父さん これでよかったのかな 
母さん 何もできなくてごめんね

一寸法師

2009-05-08 08:16:10 | Weblog
むかしむかし、ある所に、小指ほどの男の子がおじいさんとおばあさんにかわいがられて育てられておりました。

おじいさんとおばあさんはその子に、一寸法師と名付けましたが一寸法師はいっこうに大きくなりません。

あるとき、一寸法師は、京の都へ行ってみたくなり

    

  指にたりない 一寸法師
  小さいからだに大きなのぞみ
  おわんの舟に はしのかい
  京へはるばる のぼりゆく

  京は三条の 大臣どのに
  かかえられたる 一寸法師
  法師 法師と お気に入り
  姫のおともで 清水へ

  さてもかえりの 清水坂に
  鬼が一匹 あらわれいでて
  くってかかれば その口へ
  法師たちまち おどりこむ

  針の太刀をば さかてに持って
  ちくりちくりと 腹中つけば
  鬼は法師を はき出して
  いっしょうけんめい にげて行く

  鬼が忘れた 打出のこづち
  打てばふしぎや 一寸法師
  一打ちごとに 背がのびて
  今はりっぱな 大男

むかしむかしあるところに

2009-05-07 10:15:04 | Weblog
  むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんがいました。おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯にいきました。
おばあさんが洗濯をしていると、大きな大きな桃がどんぶらこどんぶらこと流れてきました。
家へ持って帰っておじいさんと一緒に切ろうとすると、桃が割れて中から元気な男の子がでてきました。

 おじいさんとおばあさんは男の子を桃太郎と名付け、大事に大事に育てました。
桃太郎は、大きくなって力持ちになり、おじいさんとおばあさんが作ってくれたきびだんごを持って鬼ヶ島へ鬼退治にでかけました。
すると、犬とさるときじがやってきて、きびだんごをもらって家来になりました。

  鬼ヶ島について きじが飛んでいって門のかぎをあけ 犬は鬼の足にかみつき、きじは鬼の目をつつき、猿は鬼をひっかいて 鬼は降参しました。鬼は「宝物を全部あげるから、命を助けて」とお願いしました。桃太郎たちは鬼を許してやり、たくさんの宝物をもって村にかえりました。

     

桃太郎さん 桃太郎さん
お腰につけた 黍団子
一つわたしに くださいな

やりましょう やりましょう
これから鬼の 征伐に
ついて行くなら あげましょう

行きましょう 行きましょう
あなたについて どこまでも
家来になって 行きましょう

ねそりゃ進め そりゃ進め
一度に攻めて 攻めやぶり
つぶしてしまえ 鬼が島

おもしろい おもしろい
のこらず鬼を 攻めふせて
分捕物を えんやらや

万々歳 万々歳
お伴の犬やさるきじは
勇んで車を えんやらや


子に歌った、孫によく歌う歌

2009-05-06 22:01:39 | Weblog
1.まいごの まいごの こねこちゃん
  あなたの おうちは どこですか
  おうちを きいても わからない
  なまえを きいても わからない
  ニャン ニャン ニャンニャーン
  ニャン ニャン ニャンニャーン
  ないてばかりいる こねこちゃん
  いぬの おまわりさん
  こまって しまって
  ワン ワン ワンワーン
  ワン ワン ワンワーン
2.まいごの まいごの こねこちゃん
  あなたの おうちは どこですか
  からすに きいても わからない
  すずめに きいても わからない
  ニャン ニャン ニャンニャーン
  ニャン ニャン ニャンニャーン
  ないてばかりいる こねこちゃん
  いぬの おまわりさん
  こまって しまって
  ワン ワン ワンワーン
  ワン ワン ワンワーン



1.さっちゃんはね
  さち子っていうんだ ほんとはね
  だけど ちっちゃいから
  自分のこと さっちゃんて
  よぶんだよ
  おかしいな さっちゃん
2.さっちゃんはね
  バナナが大好き ほんとだよ
  だけど ちっちゃいから
  バナナを 半分しか
  食べられないの
  かわいそうね さっちゃん
3.さっちゃんがね
  遠くへ行っちゃうって ほんとかな
  だけど ちっちゃいから
  ぼくのこと わすれて
  しまうだろ
  さびしいな さっちゃん




1.空にキラキラ お星さま
  みんなすやすや ねむるころ
  おもちゃは箱を とびだして
  踊るおもちゃの チャチャチャ
2.なまりの兵隊 トテチテタ
  ラッパならして こんばんは
  フランス人形 すてきでしょ
  花のドレスで チャチャチャ
3.きょうはおもちゃの お祭りだ
  みんな楽しく うたいましょ
  子羊メエメエ 子猫はニャー
  こぶたブースカ チャチャチャ
4.空にさよなら お星さま
  窓にお日さま こんにちは
  おもちゃはかえる おもちゃばこ
  そしてねむるよ チャチャチャ

  おもちゃの チャチャチャ
  おもちゃの チャチャチャ チャチャチャ
  おもちゃの チャチャチャ




1.このゆびパパ ふとっちょパパ
  やぁ やぁ やぁ やぁ
  ワハハハ ハハハ おはなしする
2.このゆびママ やさしいママ
  まぁ まぁ まぁ まぁ
  オホホホ ホホホ おはなしする
3.このゆびにいさん おおきいにいさん
  おす おす おす おす
  へへへへ へへへ おはなしする
4.このゆびねえさん おしゃれなねえさん
  あら あら あら あら
  ウフフフ フフフ おはなしする
5.このゆびあかちゃん よちよちあかちゃん
  うま うま うま うま
  アブブブ ブブブ おはなしする



1.あんまり急いで こっつんこ
  ありさんと ありさんと
  こっつんこ
  あっち行って ちょん ちょん
  こっち来て ちょん
2.あいたた ごめんよ そのひょうし
  わすれた わすれた
  おつかいを
  あっち行って ちょん ちょん
  こっち来て ちょん

子に 孫に歌った子守唄

2009-05-05 15:51:23 | Weblog
ねんねんよう よう おころりよ
 ねんねんよう よう おころりよ



ねんねんころりよ おころりよ
 坊やはよい子だ ねんねしな
 ねんねんころりよ おころりよ
 坊やの子守りは どこへ行た
 あの山越えて 里越えて
 坊やの土産を 買いに行た
 里の土産は 何もろた
 でんでん太鼓に 笙の笛
 鳴るか鳴らぬか 吹いてみよ
 ねんねんころりよ ねんころり




ねんねこさっしゃりませ 寝た子のかわいさ
  起きて泣く子の ねんころろん
  つらにくい ねんころろん ねんころろん
 
 つらのにくい子を まな板にのせてさ
  青菜切るよに ねんころろん
  じょきじょきと ねんころろん ねんころろん
 
 寝たかねなんだか 枕に問えばさ
  枕もの言うて ねんころろん
  寝たと言うた ねんころろん ねんころろん
 
 ねんねこさっしゃりませ 今日は二十九日さ
  明日は一日 ねんころん
  宮まいり ねんころろん ねんころろん
 
 明日は宮まいり 赤いべべ着せてさ
  乳母に抱かれて ねんころろん
  宮まいり ねんころろん ねんころろん
 
 宮に参ったら なんと言うて拝むさ
  一生この子が ねんころろん
  まめなよに ねんころろん ねんころろん
 
 まめになりたら 赤いまま炊いてさ
  ばばがおんぶして ねんころろん
  お礼まいり ねんころろん ねんころろん


おどんま盆ぎり盆ぎり
 盆から先きゃおらんと
 盆が早よくりゃ 早よもどる
 盆が早よくりゃ 早よもどる
 
 おどんまくゎんじんくゎんじんくゎんじん
 あんしとたちゃよかし
 よかしゃよか帯 よか着物
 よかしゃよか帯 よか着物
 
 おどんがお父つぁんな
 あの山おらす
 おらすと思えば 行こごたる
 おらすと思えば 行こごたる
 
 おどんが打死んだちゅうて
 誰が泣ゃてくりゅか
 裏の松やみゃ せみばかり
 裏の松やみゃ せみばかり


眠れ 眠れ 母の胸に
眠れ 眠れ 母の手に
こころよき 歌声に
むすばずや 楽し夢


眠れ 眠れ 母の胸に
眠れ 眠れ 母の手に
あたたかき その袖に
つつまれて 眠れよや


眠れ 眠れ かわいわが子
一夜寝て さめてみよ
くれないの ばらの花
ひらくぞよ まくらべに