心の環境をデザインする K-happiness

未来を担う子どもたちが、いきいきと生きられるための人づくり・地域づくりの活動を紹介するブログ

子どもたちのために夢をつくる

2018年06月23日 | つれづれ

清水のボランティア団体「チームつながり」が主催する
橙魂(とうこん)磨き塾に参加しました。


橙魂磨き塾は、
「自分たちが住んでいる清水や静岡のことをより知り、
それを子どもたちの笑顔につなげていくこと」をコンセプトに開かれています。

今回のテーマは、
「静岡、清水の未来について」でした。

静岡市の、第3次静岡総合計画の中の「5大構想」について、
副市長の美濃部雄人さんからお話を伺いました。

その中でも特に私が興味を持ったのは、「海洋文化の拠点づくり」でした。
清水のマリンパークの海側に、
世界レベルの海洋文化施設ができるのです。
それをどんな場所にしていくか、
幼児から小学生・中学生まで、子どもたちみんなが関われる夢のある話しです。

防災のことなどももちろん大切ですが、
大人が町の未来・夢を語ることで、子どもたちは安心して日々の生活を送ることができます。
どんな場所になるか、私もその夢にのっかって、一緒に考えていきたいな~と思います。
(私が考えてどうなるものでもないのかもしれませんが…笑笑。)

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島田市教育委員会主催の「プチ心理学講座」

2018年06月10日 | 心理教育プログラム

今年度も、島田市教育委員会に声をかけていただき、
小・中学生の保護者対象の「子育てプチ心理学講座」を行っています。

1回目は、5月29日(火)に「ストレスとの上手なつきあい方」を行いました。

2回目は、6月12日(火)に「心の整理整頓術」と題して、
心理学の交流分析から質問紙の「エゴグラム」を使った自己分析と
ストローク(存在認知)についてお伝えします。

また、
3回目は、8月24日(金)の夜に
4回目は、10月13日(土)の週末に予定しています。

島田市教育委員会に声をかけていただいて今年で5年目になりますが、
以前は、昼間の午前中3~4回シリーズで行っていました。
働いているお母さんやお父さんにも参加してもらいたいと
昨年度は夜間に、
今年度は、夜間と週末にも講座を企画しています。

行政の枠を越えた取り組みですよね。
ありがたいことです。
私も、参加された皆さんが「来て良かった」と思えるようがんばります。(^^)

→「かっぱらぱ編集室」つれづれ

→子ども相談室「すきっと」

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小学校の学校保健委員会「寝る子は心も体も育つ」

2018年05月23日 | 心理教育プログラム

今日は、山の小さな小学校、
清水和田島小学校の学校保健委員会で、
「寝る子は心も体も育つ」と題して、
子どもたちに睡眠の大切さについて講話をしてきました。


事前に、何度か養護の先生と打ち合わせをして、
子どもたちや保護者にアンケートもとりました。


対象が、小学1年生から6年生までと幅広く、
低学年の子どもたちに理解してもらうのは難しかったかもしれません。

体内時計は25時間。
朝起きて、朝日を浴びて体内時計をリセット。

小学生は、10~11時間、睡眠をとる必要があります。
そのために、夜寝るのは8時がベスト。

なんと、一生の3分の1は寝ている時間。

睡眠をきちんととっていると、
起きているときのパフォーマンスがあがります。

成長ホルモンやメラトニン、セロトニンの話しもしました。
ちょっと難しいけど、これを抜きに睡眠の話しは語れませんよね。

夜更かしはいけない…というマイナスの話しではなく、
「よい睡眠をとると、良いことがいっぱいあるよ」という
前向きな内容に。

子どもが聞くより、大人(親)に聞いて欲しい内容ですね。

講話のあと、
子どもたちは「よい睡眠をとるためにがんばること」を書いて、
みんなの前で発表しました。
そして、これから1週間記録をつけていきます。

どんな結果になるか…楽しみですね。

お休みなさい…(^^)

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卒業生のうれしい訪問

2018年04月23日 | つれづれ

先日、今年中学を卒業した生徒が、学校を訪ねてきてくれました。
その子は、中1の途中から教室に行けなくなり、
学校の中の学習室で過ごしていました。

いろいろなことに悩み、苦しんだ中学校生活でしたが、
卒業式には、他の生徒の中に入りみんなと一緒に卒業していきました。


久しぶりに会ったその子は、
とっても明るくて元気そうでした。
がんばって入った高校は、とても楽しいと話してくれました。

「初め高校に行きたい気持ちがあるのに怖くて、泣いちゃったけど、
がんばって行ったら、今はとっても楽しいよ」と。

行きたいのに怖くて泣けちゃうって…そんな複雑な気持ちがあると思いますか。
そんな自分の気持ちに気づいて、勇気をだして一歩一歩進んでいくって
すごいことだな~と思います。


その子のいた中学はとても先生たちが優しいので、
その子が学習室にいたときに、いろんな先生が入れ替わり立ち替わり学習室に来て
子どもたちと関わってくれていました。

だから、その子も学校に来て、
相談員さんや、養教の先生、担任の先生など、いろいろな人と会って帰りました。


生徒が帰った放課後、
担任先生と良かった良かったと話をしました。
いろいろ大変だったと思いますが、担任の先生もとてもうれしそうでした。


子どもたちは、教室で過ごせるに越したことはありません。
でも、いろいろな事情で、それができない子どもたちもいるのです。
それでもみんなで支えてあげれば、前に進んでいくことができるのだと思います。

大人として、子どもたちを支える心を持ち続けたいですね。


→かっぱらぱ編集室つれづれのブログ

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NPO法人の運営 平成30年度に向けて思うこと

2018年04月14日 | つれづれ

毎年、4月になると、6月に開かれる総会に向けて、
『NPO法人 かっぱらぱ編集室』の報告書の作成を行います。

1年間やってきたいことの活動内容や会計を見直す機会になるのですが、
毎年、反省点が多々あります。

「子どもたちが過ごしやすい社会をつくりたい」と思ってはいるものの、
現実、活動内容のマンネリ化や参加する子どもたちの減少、
また資金的な問題など、運営を続けていくことに関して
悩ましいことが多いのが現状です。

しかし、平成29年度は、
NPOさぽーと・しみずの協力で情報誌「かっぱらぱ」を再開したり、
「U-18こどもオープンデータ」との出会いで、
コミュニケーションに手段にパソコンを使うという
かっぱら広場の活動の新たな方向性が見えてきたような気がします。

大変だからとやめてしまうことは簡単ですが、
支えてくださるたくさんの方々と共に、
さらに一年活動をすすめていきたいと思います。

平成30年度もどうぞよろしくお願いいたします。

→かっぱらぱ編集室ホームページ

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保育園の職員研修(コミュニケーションとは、相手と同じものを持つこと)

2018年03月25日 | 心理教育プログラム

先日、保育園の職員研修に招かれて、
「子どもと関わる専門性を磨くために」という表題で、
講話をさせていただきました。

まず、自分が思っていることを相手に伝えるとき、
伝えたつもりでも実は正しく伝わっていないことが多いことを
ワークの中で体験してもらいました。

その上で、丁寧に伝えることの大切さやその伝え方を一緒に考えました。

また聞く側も、往々にして、
話しの途中で自分の経験や枠組みに照らしあせて
「こうだろう」と結論づけてしまことがすくなくありません。

自分の解釈は間違っていないかな?と常に自問自答し、
わからないことをそのままにせずに質問するなどして
相手の伝えたいことをより正確に聞き取っていってあげることが大切だと
お話しをさせてもらいました。

子どもに対して、保護者に対して、また同僚に対して
より良いコミュニケーションを取れることが
人と関わる仕事をしている人にとってはとても大切です。


誤解を招かないためにも、
子どもや保護者の心を傷つけないためにも、
上手なコミュニケーションができるようになりたいですね。

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心の環境教育『10年後の自分のために、今できることを考えてみよう』

2018年02月26日 | 心理教育プログラム

先日、中学2年の先生から講話の依頼がありました。

子どもたちの自主性がないことを心配されてのことでした。

そこで、先生たちと相談をして、
1.自分で考えて自分から進んで行動できるようになる。
2.行動することで、いろいろな気持ちを味わい、
  自分の心を広げられるようにしていく。

ことを目標に、2週にわたって心の環境教育を行うことにしました。

1週目は私が心理教育を行い、それを受けて
2週目は、担任の先生が子どもたちと今できる事、やるべき事について考えて行くことにしました。


1週目で、
初めに25歳前後の実在する二人の若者の生き方を子どもたちに話しました。
一人は夢を追う青年、一人はニートです。
二人の若者は、ごく普通に中学生活を過ごしてきていました。

今の子どもたちは、イメージすることがあまり得意ではないので、
できるだけ具体的な例をあげた方が考えやすいようです。

質問紙に沿って、自分の感じたこと、10年後自分はどうなっていたいかを考えます。

その後、青年期の心の動きについて、
また、失敗したときのイヤな思い
(するかもしれないと思うだけでわいてくるイヤな思い)について、
イヤな思いを回避するためにゲームなどをしてしまうこと、
イヤな思いに負けずに行動することで心が強くなっていくことなどをお話ししました。

また、自分の感情やその時の行動などを振り返りました。


1週間経って、前回の講話の内容と子どもたちが書いた記録を基に、
担任の先生が、10年後の自分のために今できることとして、
「残りの2年生の生活で実際に行動すること」、
「3年生になってから行動すること」など考える時間をつくってくれました。


気がつけばあっという間に時間は過ぎていってしまいます。
今は、ゲームやスマホ、ユーチューブなど
ストレスを回避したり、時間をつぶす道具が子どもたちの周りにはたくさんあります。

一時一時をどのように過ごすか、流されることなく
自分で決めていける子どもたちになって欲しいな~と思います。

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自分の心をメインテナンスする

2018年02月25日 | つれづれ

昨日、日本カウンセリング学会静岡県支部主催の研修会があり、
運営委員の一人として企画・運営に携わってきました。

表題は、『マインドフルネス基本を学び体験する』。

マインドフルネス学会理事長の越川房子先生をお招きして、
5時間の研修会でした。

参加者も70人を越え、とても良い研修会になりました。

一夜明けた今日は、
昨日とは打って変わって落ち着いた時間を過ごしています。

マインドフルネスは、
今ここにいる自分に気づくこと。
そして、あるがままの自分を受け入れること。

簡単そうでこれがなかなか難しいのです。


呼吸や姿勢に意識を向けることもありますが、
ウォーキングをしているときや、
部屋を掃除している瞬間に
ふと『今』を感じる時があります。

部屋を片付けるということは、
自分自身を大切にしている事のような気がします。
(これって私だけでしょうか…笑)

きっとその瞬間が、マインドフルネスの状態なんだろうな~と
勝手に考えています。
だって、その時、とってもすがすがしい気持ちになれるのですから。


忙しいと『心』も『部屋』も荒れてきます。
どちらも、時々気づいてメインテナンスすると良いですね。

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先生へのプチ心理学講座「オペラント学習とストロークについて」

2018年02月23日 | 心理教育プログラム

先日、仕事で訪問している小学校の先生を対象に
「プチ心理学講座」を行いました。

表題は、『子どもの理解と対応』です。

「子どもの『(問題)行動』には、
必ずその行動を起こすに至る『きっかけ』と
その行動に対しての『報酬』がある。
問題行動を軽減させるためには、
そのきっかけと報酬に働きかけることが必要」という
認知行動療法のオペラント学習の理論と


人と人とのやりとりを『ストローク』と呼び、
誰もが生きる上でこのストロークを欲しているという、
交流分析のストローク理論についてお話しさせてもらいました。

(図の左枠 上の文字は肯定的、下は否定的)

ストロークには、貰うとうれしいプラスのストロークと
貰うとイヤな気持ちになるマイナスのストロークがあります。
さらに、体に触れるものは身体的ストローク、
体に触れないものを心理的ストロークと呼びます。

(図の左枠 上の文字は肯定的、下は否定的)

また、
ストロークに条件(黄色い部分)を付けたものや、
つけないもの(無条件ストローク)などがあり、
無条件の否定的ストローク(図の右下の枠)を与えると、
相手の人格まで傷つけてしまうことがあります。

そうならないためにも、
自分が発する「ことば」や「表情」、「態度」を意識することが
とても大切だということをお話しさせてもらいました。

(詳しく学びたい方は、4月から月1回開催している
「子どもと関わる人のための実践心理学講座」にお申し込みください。
30年度の申し込み開始は3月中頃になります。)

→『子どもと関わる人のための実践心理学講座』

本来は、2時間を2日かけて行う講座ですが、
30分間というダイジェスト版にして駆け足で行いました。

それでも、先生たちは自分の普段の子どもたちへの接し方と照らし合わせながら
熱心に耳を傾けてくれていました。


今回企画してくださった教頭先生には、ほんと感謝感謝です。

身近に、気軽に先生たちが心理学を学べる場があれば、
もっともっと子どもたちへの関わりが楽になるんだろうな~と思います。

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6年生に向けてのストレスマネジメント講話

2018年02月19日 | 心理教育プログラム

毎年、2月末から3月にかけて、仕事で行っている小学校で、
6年生を対象に中学にむけての『ストレスマネジメント講座』を行っています。

話す内容は、
1.スクールカウンセラーの役割
2.中学生になると心に大きな変化が起きてくること
3.ストレスのメカニズムとストレス反応
4.ストレスのコントロール方法
などです。

去年までは、事前にアンケートをとって、
それを元に講話中心で話しをしてきましたが、
今年は、その場で記入用紙を渡して、
話しを聞きながら、その都度考えて記入していってもらうようにしました。

自分のストレス反応や
ストレスを感じた時にどのようにコントロールしているのか、
困ったときに相談できる人はいるかなど、
話しの合間合間に自分を振り返る時間をつくり記入してもらうことで
自分自身を深く見つめる時間が持てたのではないかと思います。


講話の一番の目的は、
中学生になって不登校になる子どもたちを、できるだけ減らしたい。

そのために、中学に行って困ったときに
気軽に相談に来られる体制を作っておくこと。
スクールカウンセラーという存在を
知ってもらうことです。


今日を初日に、全部で7校。
がんばります。(^^)

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