先日、厚生労働省が行っている「ストレスチェック実施者養成研修」を
受けてその資格を取得してきました。
研修では、労働基準法や労働安全衛生法を学び、
事業所のメンタルヘルス対策の現状について学んできました。
50人以上の事業所は、労働安全衛生法でストレスチェックをすることが義務付けられていますが、
49人以下の事業所では、まだそれが義務付けられておらず、
安全衛生推進者を置き職場の安全衛生(心の健康を含む)を担うことになっています。
また、9人以下の場合は、事業者(経営者)自らがその任を担っています。
しかし、その任を受けた人が心の健康のスペシャリストとは限りません。
安全衛生推進者に任命された人や経営者に対して、
チームカウンセラーが心の健康についてアドバイスを行ったり、
経営者自らがチームカウンセラー養成講座を受講し、
心の成り立ちや人間関係におけるシステム、対人関係の力動、ソーシャルスキル等を学ぶことで、
労働者の仕事への不適応による離職やメンタルヘルス不調の未然防止を図ることができるのではないかと思います。
今後、ますますチームカウンセラーの活躍の場は広がっていくと思います。
10月からの第2期の募集が始まっています。
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