主人から学んだこと③
過去には日本にも徴兵というものがありましたが、事実上日本には現在軍隊はありません。強いて言えば自衛隊がありますが、強制でもありません。
でも、お隣の韓国には徴兵が今でもありますし、35年ぐらい前に我が主人も約3年ほど大学を休学して韓国軍に入隊しました。当時は今のようにインターネットも無く、国内の経済状況も今とは異なっておりました。楽しく、面白く話してくれますが大変苦労したように見受けます。通信は無線機、限られた食料の為、サバイバル的に植物の根を取ってコチュジャンを付けて食べたりしたそうです。軍服の機能性もまだまだで、寒さや雨の際は濡れたり、寒かったりしてのではないでしょうか?何十キロもの荷物を背負って400キロの道のりを歩く訓練や人海戦術で射撃場を山の中に作ったり、射撃練習も1万発打ち、マイナス30度の雪の中で一晩中見張りをしたりと、過酷な軍隊生活を思わせます。
しかし、一緒に暮らし始めた頃から話してくれる軍隊の思い出は青春の日々と少し厳しくとも人生を豊かに、後世の人達の為にある大切な役目と受け止めて達観しているその姿がとても美しく感じ、夫を心から尊敬しました。
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