地の底のヤマ | |
西村 健 | |
講談社 |
¥2,500+税 講談社 2011/12/19発行
ISBN978-4-06-217344-5
863ページ、表紙を含んだ本の厚みは4.5センチ。
しかも二段組。
読み始めるのに勇気が要ったぜ。手に取るだけでも怯む。
しかし!
読み始めたら引き込まれる。
さすがに一気読みとはいかないけど(笑)。
重いだけに持ち歩くのもためらわれるので、家で夜読むだけなので、時間がかかった…。
一週間ちょっとかかったな。
朝から晩まで、読書ができる環境が欲しいと切に思った。
三池炭鉱の町、大牟田を舞台に昭和49年(1974年)から現在まで、警察官の猿渡鉄男を通して、町で起こった事件、炭鉱の変遷、町の変遷を描く。
時代に翻弄されるひとびと。
権力に、企業に、金に、人生を狂わされるひとびと…。
は~。
読み応えあった~~~。