『飼い喰い 三匹の豚とわたし』 内澤旬子
¥1,900+税 岩波書店 2012/2/22発行
ISBN978-4-00-025836-4
『世界屠畜紀行』で世界各地の屠畜の現場をつぶさに見てきた内澤旬子が、自分の手で豚を飼い、育て、世話をして、解体し、食べる、その一連の流れを体験した、ルポルタージュ。
豚小屋の建設、雨漏り修理などの大工仕事、えさやり、水やり、獣医さんに予防注射を打ってもらう、脱走しそうになってる豚を連れ戻し、屠畜場へ連れて行って、食事会を開き……。
いやぁ……。
頑張ったね、内澤旬子。
おつかれさまでした。私もその豚、食べたかったよ。
それにしても、一年育てた豚が二万円にしかならないってのはビックリだ……。
豚肉は安くて庶民の味方だが、養豚農家はそりゃたいへんだぁ……。