読書とかいろいろ日記

読書日記を中心に、日々のあれこれを綴ります。

『オタ中国人の憂鬱』 百元籠羊

2011年06月19日 | 読書日記
オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力
百元 籠羊
武田ランダムハウスジャパン

¥1,300+税 武田ランダムハウスジャパン 2011/1/24発行
ISBN978-4-270-00631-3

ブログ本。
元ブログは「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む
オタクは国境を越える!
と言いたかったけど、残念なことに、そこんところはダブルスタンダードというか、日本のアニメやゲームは好きだけど、日本は大嫌い、と平気で言う中国人は多いそうです…。中国政府の感情教育、なんて強固なんだ…。

特筆すべきは、それに負けない日本のオタク。
中国人の、日本人に対しての最大級の蔑称「日本鬼子」を、「ひのもとおにこ」という萌えキャラにしてしまう、というなんともスバラシイ対抗措置に出たのだという!
http://www16.atwiki.jp/hinomotooniko/
「小日本(こひのもと)」というキャラもいます。
これらの萌えキャラによって、「日本鬼子」「小日本」という言葉の概念を変えてしまおう、という狙い。
私、オタク文化とゆーものがとても好きなんだけど、ぜんぜん詳しくはないので、こんな運動が起きているなんてまるでしりませんでしたよ。

これって、すごくいいよね!
悪罵に悪罵で返しては不毛なだけ。
こういう対抗措置をとる発想、しかもそれを楽しんじゃえるというのは、すごいよ。
日本オタク、ぐっじょぶ♪


ん~~~、あとは個人的趣味として、著者本人の思い入れがやや薄いように感じられたのがちょっと残念かなー。
私は萌えてる人萌えなのだー。

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