基本を覚える「三脚と一緒にブレない写真にする道具」一眼レフ中級編!
カメラは道具です。写すのはあなたです。
シャッターボタンを押さなけば写りません。
写真用語と道具に、レリーズがあります。
カメラは大きなカメラから、だんだん小さなカメラになり、
1930年代になって、初めて35ミリフィルムが、
使えるようになり、レンズもF2やシャッタースピード1/1250、、
の画期的なカメラが、ドイツから登場してきました。
ライカやコンタックスは、家が一軒買えると言われた時代です。
それまでは、フィルムは暗室で詰めたり、レンズの前に、
蓋(ふた)がついていないと、フィルムの巻き上げ時に、
光でフィルムがカブって(感光して黒くなる)しまいます。
その後、外で使えるフィルムケースがパトローネです。
今では、パトローネも知らない時代に、なってしまいました。
また、
35ミリフィルムカメラの時代も、約70年間で姿を消します。
その間の、カメラの技術的な発展は、素晴らしいものがあります。
こういう時代に35ミリカメラは、一般に買えません。
大きな大判カメラや中判カメラです。
大きなカメラは手で持てません。中判カメラは手で持てますが、
どちらも三脚が必要になります。
その時に、指でシャッターボタンを押して、
カメラに、振動を与えないようにする道具が、レリーズです。
現在のように、シャッターボタンを、簡単に押す時代ではありません。
暗い場所では、三脚に載せて使う必需品で、カメラと指の間に、
ケーブルのシャッターボタンを押す道具です。
【レリーズについて】
レリーズは、翻訳が間違って使われています。
リリースが語源です。プレスリリースなどで使われてます。
魚を釣ったあとに、逃がしてあげるのも、リリースする。
発表するとか提供するという意味で、
指でシャッターボタンに、伝える役目の道具をリリース。
それがレリーズになってしまった。
三脚に載せたカメラから、離れた位置でシャッターが押せたり、
長時間露光(長い時間光を当てる)の場合、
カメラに、つきっきりでいなくて済んだり、
カメラが指の振動で、ブレる予防になったり、
開放(シャッターを押してシャッター幕を開きっぱなし)や
スローシャッターなどの時に使います。
当然、カメラが動かないように、三脚が必要になります。
夜景や花火撮影などの時に、必要になります。
フィルム時代は、1本の押す場所と、カメラに差し込みが付いた、
簡単なケーブルでしたが、
デジタルカメラの場合は、レリーズ、ケーブルスイッチ
(リモートコード)、ワイヤレスリモコンなどがあり、
複雑になってます。目的は、みな同じです。
これらを、 リモートケーブル と呼ぶことがあります。
いかがでしたか?
花の楽しみ方は色々ありますね。
カメラで写す楽しみも、そのひとつ。
デジタルになって、夜の撮影に人ごみの中で、
カメラを高々とあげて、まるで週刊誌のカメラマンみたいに、
写してる姿を見て、ビックリしてます。
フィルム時代なら、写りませんが、
デジタルでは写ります。ブレててもいいんです。写ってれば。
SNSの投稿などで、沢山見られます。
写真が、なにもわかってなくても、押せば写っちゃうんです。
レリーズなんてものは、必要なさそうです。
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