写す楽しさ覚えよう「花にも表情がある」一眼レフ中級編!
カメラは道具です。写すのは、あなたです。
花の写真が、上手になりたいと思うなら、
花をよく見て写してください。
花が、目の前にあったから、写すのではなくて、
同じ花でも、みな違った花の表情を持っています。
1日花は朝から咲いて、午後から枯れる準備をしています。
数日咲いてる花は、咲き始めの花と、枯れ始めた花があります。
また、陽があたらないと、花が開かない花もあります。
曇天や雨天では、花びらが開かない花もあります。
夜には花びらを閉じて、日が当たると開いてくる花もあります。
花の性質まで覚えることはないですが、
花とは、そういうものだと理解してください。
もう80歳位の女性が、お客が来るから、
料理に花を添えようと思って、タンポポを取りに、
夜なので、花びらが全部閉じてた話してくれました。
花の種類によって、花と思っても、違った表情をしています。
1日花の場合は、どの花もきれいですが、
数日咲いてる花は、雄しべ、雌しべをよく見てください。
また、花びらもよく見てください。
咲きだした花は、雄しべの黄色い花粉が見えてきれいです。
枯れ始めた花の、雄しべ雌しべは、黒くなってます。
これらは、花のアップのときに注意してください。
出来上がった写真を見れば、わかると思いますが、
黒くなった雄しべ雌しべは、きたないです。
また、花びらも違ってます。
枯れかけた花は、花びらが傷んでます。
花に夢中になってると、花びらの隅々まで目が行きません。
出来上がった写真をよく見ると、
茶色の傷んだ箇所があったりします。
花は、一年に二度咲き、四季咲きもありますが、
基本的には一回しか咲きません。
せっかく見に来たのに、写しに来たのに、
と時期が少し遅れた場合は、一年後を待つより、
咲いてる中で、きれいな花を見つけてください。
あまり雄しべ雌しべに、こだわらなくても構いません。
遠景や花をいくつか取り込む場合は、気にしなくていいです。
いかがでしたか?
花の楽しみ方は色々ありますね。写真も、そのひとつです。
写真は見たように写ります。
テクニックもいりません。
最近は、画像処理をする人が現れてきて、
変な写真が多くなってます。
こういうふうには写らないのに、と思うことが多いです。
例えば、被写体に当たってる光は左側、
空の部分が少ないですが、太陽は右側から、
合成した写真です。
そういう写真がコンテストなどに入ってます。
花の写真を写す場合、制約はなにもありません。
一輪なら基本は真ん中に。構図なんてありません。
あなたの美意識で、見たように写せばいいだけです。
写す前に、どのくらいの大きさで写すか決めてください。
こういうのを画角といいます。
別な機会に取り上げます。
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