花と写真に興味、わからない!教えて!

花の楽しみ方。きれいな花、珍しい花、名前がわからない花など、
また、あなたが感じる感性、写す表現の写真基礎知識。

花の撮影「花のしべをよく見て」一眼レフ中級編!

2017年11月17日 | 撮影中級編
写す楽しさ覚えよう「花にも表情がある」一眼レフ中級編!



カメラは道具です。写すのは、あなたです。

花の写真が、上手になりたいと思うなら、
花をよく見て写してください。
花が、目の前にあったから、写すのではなくて、
同じ花でも、みな違った花の表情を持っています。

1日花は朝から咲いて、午後から枯れる準備をしています。
数日咲いてる花は、咲き始めの花と、枯れ始めた花があります。
また、陽があたらないと、花が開かない花もあります。
曇天や雨天では、花びらが開かない花もあります。
夜には花びらを閉じて、日が当たると開いてくる花もあります。

花の性質まで覚えることはないですが、
花とは、そういうものだと理解してください。

もう80歳位の女性が、お客が来るから、
料理に花を添えようと思って、タンポポを取りに、
夜なので、花びらが全部閉じてた話してくれました。



花の種類によって、花と思っても、違った表情をしています。
1日花の場合は、どの花もきれいですが、
数日咲いてる花は、雄しべ、雌しべをよく見てください。
また、花びらもよく見てください。

咲きだした花は、雄しべの黄色い花粉が見えてきれいです。
枯れ始めた花の、雄しべ雌しべは、黒くなってます。
これらは、花のアップのときに注意してください。
出来上がった写真を見れば、わかると思いますが、
黒くなった雄しべ雌しべは、きたないです。

また、花びらも違ってます。
枯れかけた花は、花びらが傷んでます。
花に夢中になってると、花びらの隅々まで目が行きません。
出来上がった写真をよく見ると、
茶色の傷んだ箇所があったりします。

花は、一年に二度咲き、四季咲きもありますが、
基本的には一回しか咲きません。
せっかく見に来たのに、写しに来たのに、
と時期が少し遅れた場合は、一年後を待つより、
咲いてる中で、きれいな花を見つけてください。
あまり雄しべ雌しべに、こだわらなくても構いません。

遠景や花をいくつか取り込む場合は、気にしなくていいです。



いかがでしたか?
花の楽しみ方は色々ありますね。写真も、そのひとつです。

写真は見たように写ります。
テクニックもいりません。
最近は、画像処理をする人が現れてきて、
変な写真が多くなってます。
こういうふうには写らないのに、と思うことが多いです。

例えば、被写体に当たってる光は左側、
空の部分が少ないですが、太陽は右側から、
合成した写真です。
そういう写真がコンテストなどに入ってます。

花の写真を写す場合、制約はなにもありません。
一輪なら基本は真ん中に。構図なんてありません。
あなたの美意識で、見たように写せばいいだけです。
写す前に、どのくらいの大きさで写すか決めてください。
こういうのを画角といいます。
別な機会に取り上げます。


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