「離弁花(りべんか)ってどんな花」専門用語は難しい!花や植物の話!
離弁花(りべんか)って花が、専門用語に出てきます。
植物の形態には、被子植物と裸子植物に分かれています。
子孫繁栄に、胞子で増えるものと、種で増えるものがあります。
種で増える植物の中に、被子植物(ひし)と、
裸子植物(らし)に分類されます。
被子植物は、アサガオ タンポポ ナス アブラナ サクラ など、
花が咲いて、昆虫類が寄ってきて、受粉を助けてくれます。
裸子植物は、マツ スギ イチョウ ソテツ ヒノキなど、
花といっても花びらがなく、地味で昆虫が寄ってきません。
虫に花粉を運んでもらえませんから、風で花粉を飛ばして、
受粉させます。
きれいな花が咲き、花びらがあるのが被子植物。
きれいな花が、咲かない木などが裸子植物。
きれいな花が咲く被子植物の中に、
単子葉類と双子葉類の2つの種類に分類されます。
単子葉類は種から、最初に葉っぱが一枚でる植物です。
双子葉類は種から、2枚の葉っぱが生えてくる植物です。
専門家は、こういう風に分類してるんですね。
双子葉類が、さらに2つのタイプに分類されます。
双子葉類は、合弁花類と離弁花類に分けられています。
なんだか家系図を見てるようです。
植物の形態には、被子植物と裸子植物に分類。
さらに被子植物には、単子葉類と双子葉類に分類。
さらにさらに双子葉類には、合弁花類と離弁花類に分類。
頭の中が、ゴチャゴチャになりそうな、専門用語です。
花びらがあって、花びらが、くっついてるか、離れてるかの話。
花びらがくっついていれば合弁花類。
花びらが離れていれば、離弁花類。
過去に、「タンポポの花びらは何枚!」にも登場したと思います。
花を外から眺めているだけだと、わからないのが普通。
花びらがくっついた合弁花類の植物は、
アサガオの花びらは5枚。くっつてるから1枚にしか見えない。
ヒマワリ、コスモス、タンポポ、キク科の植物など、
花びらがたくさんに見えるが、花びら1枚が、
5枚の花びらがくっついて1枚の花びら。
沢山の花びらに見えるけれども、1枚の花びらは5枚なんです。
花びらが離れてる離弁花類の植物は、
菜の花に代表されるアブラナ科の植物やサクラ、ウメなど沢山あります。
離弁花は、花じゃないんです。専門用語です。
今までの家系図のような中に、被子植物には、
単子葉類と双子葉類に分類され、
双子葉類が、合弁花類と離弁花類に分類されているのに、
単子葉類は、分類がありません。行き止まりです。
単子葉類にも花びがあります。
花びらが、くっついてるもの、離れているものもあります。
単子葉類にも、合弁花類と離弁花類が、あっても良さそうなのに。
双子葉類では、植物の種類(科)ごとに、合弁なのか、離弁なのか、
はっきりと分類できるそうです。
それで植物学者が、研究しやすいように分類したそうです。
単子葉類の方は、花びらの様子が、それぞれ様々にあるそうです。
同じ科の中でも、離れているもの、くっついてるものがあるそうです。
これでは単子葉類に、合弁花類と離弁花類とわけても、
植物の研究に全く役に立たない。それで双子葉類だけに、
合弁花類と離弁花類を、分類したそうです。
いかがでしたか?
花の楽しみ方は、色々ありますね。
自然界や植物を知る事も、そのひとつです。
植物の専門用語は、難しいです。
読んでいる先々から、前の言葉を忘れます。
すると、なにがなんだか、わからなくなってきます。
それでも花に関する用語を、少しでも理解したいと思います。
分からなければ、わからなくても、いいのですが、
少しずつの積み重ねで、理解できるようになるでしょう。
花びらがくっついてる合弁花類の花は、
キクの仲間(キク、タンポポ、ヒマワリ、コスモス、ヒナギク)
ウリの仲間(スイカ、キュウリ、カボチャ、ヘチマ)
ツツジの仲間(ツツジ、サツキ)
ヒルガオの仲間(アサガオ、ヒルガオ、サツマイモ)
ナスの仲間(ナス、トマト、ジャガイモ)
その他キキョウ、ミント、フロックスなど。
花びらが離れてる離弁花類は、
バラの仲間(バラ、サクラ、ウメ)
アブラナの仲間(ダイコン、キャベツ、ハクサイ、ナズナ)
マメの仲間(エンドウ、ダイズ、シロツメクサ、レンゲ、フジ)
その他カタバミ、ツバキなど。
分類や用語が少しわかってくると、今まで花を見ていた、
感覚が変わってきます。
また花の名前がわからない場合でも、用語を思い出して、
調べるのも楽になります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます