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「根と葉っぱの違いは」今さら聞けな~い!花や植物の話!

2017年11月20日 | 花や植物の話
「根と葉っぱの違いは」土をいじらないと覚えないかも!花や植物の話!



根と葉っぱの違いは、植物は根、茎、葉で出来ています。
茎と葉っぱの違いは、専門家でも難しいそうです。

茎のように見える葉っぱ、葉っぱのように見える茎もあり、
これらは解剖学的な違いから、区別しているそうです。
専門家でも、普通に葉に見えるものを葉っぱ、
茎に見えるものを茎と区別して、
とくに葉っぱを、厳密に定義していないそうです。

根と葉っぱの違いも、厳密な定義がないのでしょうか。
野菜など見ると、大根、カブ、ニンジン、ゴボウなどは根っこ、
大東亜戦争で、欧米の捕虜に食わせたゴボウ。
木の根っこ食わせやがってと、憤慨させたゴボウも根っこ。

白菜、キャベツ、レタスなどには、茎がないんじゃないの、
と目に見えると思います。
また、タンポポなどのロゼット状は、茎が見えません。

そうすると、どこから根と茎なのでしょうか。
目で見た世界では、わかりづらい植物があります。
目ではわからくても、葉っぱと根っこの間に茎があるそうです。

さらに大根やカブには、根と茎の間に胚軸(はいじく)があり、
茎でも根でもないそうです。
胚軸とは、種子植物の胚(はい)にできる円柱形の部分。
茎の原型で、上端は子葉と幼芽に、下端部は幼根になるそうです。
ますます難しくなって、専門用語が出てきますが、
なんとなく理解できそうです。



都会に住むと、土をいじらなくなります。
土に種を蒔いたり、苗を植えたり、収穫する機会が、
少なくなります。また田舎でも、婆ちゃんが作った泥ネギを、
若い嫁さんたちが、使わないそうです。婆ちゃん嘆いています。
ネギは根っこが白く、きれいに生えてくると思ってるようです。

植物は見れば見るほど、いろいろな問題定義をしてくれます。
素人ですから、専門まで詳しくなる必要はありません。
ただ、ちょっと気になったが、少しわかれば良いと思ってます。

根と葉っぱの違いは
① 茎には葉がつきますが、根には葉がありません。
② 茎と根とでは、道管や師管の並び方が違っています。

道管と師管とか1文字しか違わない用語は、2つとも維管束の一種で、
日常生活では、まず使わない言葉です。専門用語ですね。
道管とは、
根から吸い上げた水分や養分を運ぶ管。
覚え方は、吸い上げた水や養分を「水道管」のように運ぶ管。

師管とは
光合成(こうごうせい)で作った養分を運ぶ管。
覚え方は、養分しか運ばない「けしからん管」

ドイツの植物学者エデュアルト・シュトラスブルガーが、
1894年に植物学教科書の「根」の第1行は、
「根には葉がない」から始まっています。

根と葉の決定的な違いは、葉が出るか出ないかになります。
ダイコンやニンジンなどは、根から直接葉っぱが出てるように、
見えるかもしれませんが、根の上部に短い茎があり、
そこから葉っぱが出ています。

根と茎の違いや、根と茎を判断するには、
植物の全ての箇所を、輪切りにしないと、わからないそうです。



いかがでしたか?
花の楽しみ方は、色々ありますね。
自然界や植物を知る事も、そのひとつです。

根と葉っぱの違いは、専門用語がたくさん出てきます。
専門用語が多くなると、素人にはわかりにくくなります。
根と葉っぱの違いは、
茎には葉がつきますが、根には葉がありません。
と覚えるのがいいと思います。

根にはヒゲ根が出ますが、どうしてでしょう。
なにかの役目が、あるのでしょうか。

単子葉植物で、発芽後に主根が出来て、成長が退化したのちに、
茎の下部から、多数のひげ状に生える不定根だそうです。
もう成長が終わったから、いつでも食べられますよ。
食べないと、ヒゲ根が増えちゃいますよ、の合図ですね。


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