「アグロステンマ」昭和記念公園で一面に咲くアグロステンマは圧倒される園芸種の花!夏の花の種類は豊富!
アグロステンマが、一面に咲いてる姿は、目につきます。
風になびきながら、柔らかい美しいピンクの、
可憐な花が魅力的です。
全体として見ると、野に咲くやさしい、雰囲気があります。
花は、ピンクの花びらに、縦に筋がはっきりと入って、
ひと目で、アグロステンマとわかります。
アグロステンマが、どこでも見られるかは、わかりません。
数年前に、昭和記念公園で、初めて咲いてる姿を見ました。
それまでは、存在すら知りませんでした。
一輪でも花だけ見てると、きれいですが、茎が倒れそうな感じです。
群生は一面ですから、見ごたえがあります。
まるでコスモス畑を見てるような感じです。
初夏にかけて咲き誇ります。一度訪ねてみてはいかがですか。
きっと満足する、世界に出会うと思います。
アグロステンマは、地中海沿岸から西アジアに、
3種が分布している一年草です。
ヨーロッパでは、麦畑の雑草として知られるほど、
丈夫な性質なので、原産地以外にも、分布を広げています。
雑草として扱いですから、園芸種としては、
ほとんど栽培されていません。
日本には1877年に入ってきました。日本で最初、
切り花として普及しましたが、性質が丈夫でよく発芽するので、
その後、花壇などにも、利用されるようになったそうです。
秋にタネをまいて、翌年の初夏に花を楽しみ、花が咲いた後は、
枯れてしまいます。こぼれタネからも、発芽します。
季節がずれても、秋に花が咲くことがあります。
性質が丈夫で日本各地で、野生化してるそうですが、
まだ見たことがありません。
アグロステンマの名前は、畑を意味する「アグロ」と、
王冠を意味する「ステンマ」を連続させて、「畑に美しく咲く」
という意味だそうです。雑草が畑の王様とは、美しい表現ですね。
日本なら、なんの花でしょう。ペンペン草では、丈が短いし、
ムラサキハナナというところでしょうか。
ピンクの品種が一般的に、よく見られる品種の「ギタゴ」です。
園芸的に育てられている、アグロステンマ・ギタゴで、
「ワイルドフラワーミックス」などの名前で、
数種のタネを混ぜて、販売もされているそうです。
白い花を咲かせるものもあります。あまり見かけませんが、
白花の代表的品種が、「オーシャンパール」です。
園芸品種に、花の直径が、5~8cmになる大輪の「ミラス」
があります。野生種とは趣が違いますが、園芸店で
探して見てください。ミラスの原種が発見された
トルコの町の名に由来しています。
草丈を伸ばして生長する、強健な性質のワイルドフラワー
アグロステンマは、可憐な花です。
- 別名
- 特色 種子が有毒
- 科 ナデシコ科
- 原産 地中海沿岸
- 花期 5~7月
いかがでしたか?
花の楽しみ方は色々ありますね。
珍しい花の名前がわからないと、探しようがありません。
珍しい花は情報がないと、わかりにくいです。
アグロステンマは、コスモスのような感じで、
風になびいてきれいです。
こぼれタネから、毎年、芽を出してきますが、
タネには、サポニン配糖体が、含まれていて有毒です。
ヨーロッパでは、畑に生える雑草と言われていますが、
見たことがありません。それより麦畑にはアイスランドポピーが、
ところどこに一輪、二輪と咲いて、緑の麦畑に似合います。
「昭和記念公園」の「みんなの原っぱ」を目指して歩くと、
目の前に、一面ピンク色のアグロステンマが、
繰り広げられて、心ウキウキの状態になります。
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