「ネムノキ」夫婦円満の象徴の木の花!夏の花の種類は豊富!
ネムノキを漢字で書くと合歓の木。ネムは合歓でゴウカン。
同じ発音のゴウカンは強姦。
合歓(ゴウカン)は男女が共寝して、喜びを共にする。
強姦(ゴウカン)は性的暴行、無理やり嫌がる女性に暴力。
同じ発音のゴウカンは、行動が同じでも、意味が違ってる。
ネムノキの葉っぱが夕方に、合わさって閉じてしまう様を、
人間が眠る、共寝する合歓を例えたものだそうです。
また中国で、夫婦円満の象徴とされ、付けられたようです。
ネムノキの花と同じように、南米原産の真っ赤な、
オオベニゴウガンがあります。ゴウガンは合歓で、ネムノキです。
ベニゴウガン属の植物は、中南米を主に200種ほどありますが、
オオベニゴウガンが、最も多く栽培されているようです。
アジアの熱帯を歩いていると、公園や庭などでよく見かけます。
オオベニゴウガン
ネムノキは、夕方になると、葉っぱが合わさって閉じてしまう。
なぜ閉じてしまうのでしょう。
ネムノキが葉を閉じて、蛾(ガ)などの産卵を防いでいる、
特別な防御システムが、葉の裏面にあるのではないでしょうか。
ネムノキは、東南アジアや東アジアに分布し、
日本は東北地方以南に生育する、落葉の高木です。
ネムノキの花は、長く伸びた糸状の雄しべが、花に見えます。
見えにくいですが小さな花が、10~20個集まっています。
淡紅色の糸のような部分は、花びらではなく、雄しべです。
小さな花から沢山の雄しべが出て、雄しべが集まって、
ひとつの形になり、花のように見えますが、花びらはありません。
ネムノキは、独特の花の形で、マメ科の花とは見えません。
マメ科の蝶形の花と違う印象です。ネムノキの花は、
花びらが発達せず、雄しべが花を構成して、
フサアカシアやオジギソウなどと似ています。
花の後に、莢(さや)が出来ます。莢の中身を見れば、
マメ科植物だとわかります。
- 別名
- 特色
- 科 マメ科
- 原産 東アジア
- 花期 7~8月
ギンネム
いかがでしたか?
子供の頃、オジギソウの葉っぱを手でさわると、
葉っぱが閉じてしまいます。
面白くて、不思議とも思わず、遊んでいたのを思い出します。
ネムノキは、オジギソウの葉っぱと同じです。
大人になっても、ネムノキがオジギソウだと思っていました。
ネムノキは、葉っぱを開閉する植物の典型です。
ネムノキやオジギソウの、葉っぱの開閉運動は、
葉っぱを閉じて、動物に食べられらないようにするそうです。
植物の自然界の形態は、様々ですが不思議です。
ネムノキと言えば、ねむの木学園を創設した、
宮城マリ子を思い出します。
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