サラリーマンおやじのグチ

日本イカサマ連合会 会長

誘惑

2011-05-10 17:59:12 | やばい



約5年ほど前 2名の社員を募集したところ


入社希望者が 約50名


当時 面接担当の私は 仕事プラス α の人材を求めていたのです。




その時以来であろうか 黒で気品のあるスーツ姿の 銀ギツネちゃん


どう見ても この居酒屋では目立つ私服姿である






「えっ 〇〇さんもご一緒なのですか?」




「さっき そこで会ったので私が誘ったのですよ」




「〇〇さん 今日は私が先にお誘いしたのです、大変申し訳ございませんが席を外していただけませんか」

(やばいっ いきなり、そっちからの攻撃かよ)




「まぁまぁ せっかく来てくれたんだから30分ぐらい いーじゃないか」




「それでは、その間 お待ちしておりますので お二人でどうぞ」

・・・( ど~しよう )・・・( 落着け、よく考えろ )・・・





「僕の出る幕ではないので 先に失礼させて頂いてもよろしですか?」

(え~~~ッ 絶対絶命のピンチ)






「わかりました、キミはもう帰っていいでしょう」


「おかしな噂が立つのも お互いの為になりませんので お酒抜きでよろしいですか?」


・・・ 銀ギツネちゃんの 薄っすら笑みのようにも見えた・・・





部下はすぐ帰り 私はウーロン茶 彼女はレモンジュースをたのむ


沈黙の時間が長く感じた





「あのー 先日は失礼なこと 大変申し訳ございませんでした」


いつもの元気が無く ぎりぎり聞こえる声であった





「社の風習として 明るく元気な会社を造る為、教育分野は避けること出来ない部所です」


「時には厳しく 規律のある社風へと努力してる貴女は 間違えではありませんよ」


「ただ、その場に来客があったり 商談中の事を考えて今後 行動すべきですね」




その時すでに 彼女の目に涙が見えた


「今後 気をつけます 申し訳ございません」









気を持ち直して 世間話を含め社内の不満等 約30分ぐらいしただろうか


銀ギツネちゃんは笑顔を取り戻し





「お酒・・・飲みませんか?」


・・・・(やっぱり そう来たか)・・・・・・






「最近 胃の調子が良くないので 今日はえんりょうします」





「では、何故 ここのお店にしたのですか」

(やべっ 反対に突っ込まれてる・・・もう帰りたいよ~)





「私・・・お酒頂いてもいいですか?」





「どうぞ お飲み下さい」











「私のこと・・・きらいですか?」




え~~~~ッ





(し・しまった~  (凛)ちゃんと(★sizuku)ちゃんの話 ちゃんと聞いておくんだったー)






「少し酔いが回ってきたようですね そろそろお開・・・」





「私 酔ってなんかいませんッ」


(どうやって帰ろう キッカケなんかないかな)






「明日の朝 工程会議を開きます その資料を帰って見直しま・・・」





「私の質問にも答えてくださいッ」


・・・( p(´⌒`。Q)グスン やっぱり 来るんじゃーなかったー )・・・





「わかりました はっきり申し上げます、貴女は優秀な社員であって 若く魅力もあります」


「しかし プライベートではこれ以上近づきたくないのです」


「私は 家庭と妻がこの世で一番大切な存在ですので」


「すまんが 先に失礼する」




ちゃんとアドバイス 聞いとくんだったー f(´-`;)ポリポリ


お酒だって 飲まなかったんだから~・・・


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