お花見会 終了

会場では　美味しそうな焼き肉の香りが充満し




ワイワイガヤガヤ　笑い声・・・




少し離れたベンチを指差し






「あちらの方で少しお話しませんか？」





差しだした白い封筒をバックの中に戻しベンチに腰を下ろす









「悩んだ末　よく考えての結果です」







「いや、そうゆう事ではなくて　もう少し時間をかけて答えを出してはどうでしょ」








「時間をかけても　気持ちはかわりません」









「ここの最近　忙しい日々が続いたので　リフレッシュを兼ねて」



「長期休暇をとってみては？」













「私をこれ以上苦しめないで下さいッ」











「出来ることなら　何もかも忘れてしまいたんです」




「私のささやかなお願いも　断ち切った貴方には、理解出来ないかもしれません」











「いやッ　キミの願望は一線を越してると判断したからです」









「この場でお話しても　お互い、歩み寄ることも出来ないのですね」



















「はい」















その後も少し話しながら　結果


来週から一週間　休暇を取ってもらうことにし


その時　気持ちが変わらないようであれば　封筒を受理することにしたのです。






時間稼ぎ・・・答えを少しだけ先に延ばしただけかもしれません


ボタンの掛け違い・・・何を間違えたのだろうか・・・






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お花見会♪

「災害後は日本中が不景気風に飲み込まれ　我が社も乗り越えるべく・・・」




「本日は　お肉のほかビールも沢山ご用意しておりますので　無礼講で盛り上がりましょう♪」






「それでは　かんぱ～い　♪」









「少し肌寒い風が　お酒を飲むとちょうどいい温かさに感じるのかしら？」




（ヤベッ・・・またヤキ入れられる、シカトすっかな～？）







「あっ　気がつきませんで、ビールでよろしいですか？」





「いえ　今日はウーロン茶をいただきます」





少しでも距離を空けるため　炭で火を起こす





「うゎ～っチッチッチッ・・・火が強すぎるど～ぅぃ♪」















「あっ・・・その役は自分がしますので　どうぞお座りになってお飲みください」




（おみゃ～気がきかね～な～ッ　今のヤバい空気を読めってんだッ」





「いや、キミは座ってていい♪炭を起こすのが好きなんで」




「そうですか、では　お言葉に甘えて」



（誰が　こったら炭起こし好きなヤローがいるかよッ　ビール持ってこいッ）








「私に　お手伝い出来ることありますか？」



（やっぱり若いこちゃんは　いいよな～♪　おやじ様をボッキさせて～ん♪）







「いえ　女性の方は危ないですし　近づいたら洋服が黒く汚れますよ」




（ど～せ２～３０分もすれば　酔いが回ぐちゃぐちゃになるんだから、おやじ様は後で）






「そろそろ炭が起きたので　お肉をジャンキャン持ってきてください」






「お肉を焼くのは女性陣がしますね」



（新入社員は　え～の～♪若いし　気が付くし　後でケツさわらせて～♪）




（さてと　おやじ様も飲むか？　キャハッ　奥が空いてる）










「お席はこちらですよ～」




（ギェッ　その声は・・・）











（仕方ない・・・少しだけ飲んで世間話でも）





・・・・　約２～３０分　・・・・・







「この前は　ごめんなさい」




「あのあと　天国のお母さんといっぱいお話して・・・」




「田舎へ帰る事に決めました」










(゜△゜；)え？







（なにっ・・・この白い封筒は・・・）






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