
それは地球と太陽の間を金星が通過しや夜の事でした。
「本日は会社のカギを早く閉めますので、希望者の方は先に宴会場に行って下さい。」
「わたし達も先に行ってますね、では お先に失礼しまーす。」

「はいッ・はいッ・・・大変申し訳ございません」
「これから そちらへ伺わせて頂きますので、申し訳ございませんでした。」

「ん・・・どうしました?」
「はい、私のミスでお客様からクレームが来ました」
「これからお詫びに行ってきます、申し訳ございません」
「そうゆう事でしたら 私も一緒に行きましょう。」
「みなさん、7時に予約しておりますので先にやってて下さい。」

・・・・・・・ お詫び ・・・・・・
「対応の速さとキミの誠意が相手に伝わって良かったよ。」
「はい、申し訳ございませんでした。」
「ミスは誰にでも有り得る事ですから、今日の事は気にせずに」
「8時半か、どうします?みんなの行ってる席の合流しますか?」
携帯
「せんぱ~い♪みんな待ってますよ~♪お耳さんも一緒に連れて来てくださいね~♪」

「遅くなってすまん、皆さん飲んでるようですね♪」

「遅かったっすねー、無事に収まりましたか?」
「ああ、お耳ちゃんの日頃の努力が相手に伝わって丸く収まりましたよ♪」

・・・ワイワイ・ガヤガヤ・・・・
ファイターズの試合凄かったわね~♪
稲葉ジャンプの時 あなただけタイミングがずれて飛んでたわよ~♪
ぎゃーっはっはっはっ・・・

んッ・・・どうした?おデコちゃん 怖い顔して?
「いえ、お耳さんにお話があるのです」

「あなたのミスでしょうッ会社を代表する取締役まで巻き込むなんて変よッ」
「まあまあ、私の方から一緒に行くと言ったのですよ」
「それに、何より 問題も解決しましたからね。」

「そうゆう問題では有りませんッ、総括的には私が担当してる事ですし」
「本来、私と取締が行くべき問題だったのですよッ」
・・・あららららら・・・おデコちゃん怒ってお店出てちゃった~ (^^ゞ
おっと、いたいた♪
「どうしました?急にお店を飛び出して」

「私ってイヤミな女ね」
「だからこの歳まで恋愛や結婚も出来ないでいるのね」
「そんな自分が大嫌いなんです」
「風も少し冷たくなってきましたし、時間も時間ですので そろそろ帰りましょう。」
「タクシーで送りますよ」
嫌ッ わたし、まだ帰りませんッ
(o´Д`)=з フゥ~・・・やれやれ
「わたしはホットコーヒー」(@_@;)まだビール飲むの

「わたしってね、男性経験って二人なんです」
「友達に聞いたらバカか変態だって言われましたー。」
「高2がはじめてで痛くて三日間ぐらい歩くのも辛くて、その人とはそれっきり」
「二十歳の時半年付き合って半年で別れた彼が二人目」
「それっきり男性とは縁が無いのは、わたしに欠点が多いからなのね。」
携帯
「せんぱ~い♪おデコさんも一緒っすか~?」
「今 皆んなでカラオケに来て盛り上がってるんですけど~ッ」
「良かったら一緒に来ませんっすか~?♪」
お~ぅ♪行く・行く・すぐ行く♪
あっぶね~ (^^ゞ
