窓と珈琲とchocolate

夫とふたり暮らし主婦の雑な記録。アイデンティティとは。

読書メモ🗒38〜40(オーディブル)

2022-08-31 16:43:21 | エンタメ
オーディオブックで聴いた本です。7/14~8/30(オーディブル4/12~継続中)
 
38.『アキラとあきら』池井戸潤 17時間39分(平川正三)
今、映画が上映されて本も売れていると把握していますが、よく見かける作者さんだけど知らないタイトルだな?と聴いてみた作品でした。無知が恥ずかしいです。会社と銀行の話がこんなに面白いことある?ってくらい面白かったです。会社経営なんて考えたこともないけれど、ビジネスの本質というかただの労働ではない部分に触れたように感じました。ふたりのあきらはどちらも子供時代からたくましく、賢く、クソみたいな大人や環境やおカネの力に負けないでくれと応援しているうちに、上下巻分の長編があっという間に終わってしまいました。
 
39.『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬 15時間34分(青木瑠璃子)
書店で山積みにされています。なんかいっぱい賞をとっていて『衝撃』って書いてあって。外せないのだろうなと思いながらも気が進まなかったところに、新しい店長が『流行りものは絶対読まない』と仰ったので、じゃあ流行りものでいくかと反骨精神で聴いてみました。ロシアのとはいえ戦争ものでしょう…とある程度のあたりをつけてしまって。だから『衝撃』なのですね。狙撃に不思議なエンターテイメント性を感じました。狙撃兵となった少女の成長や仲間たちとの交流が思った以上に温かく、思っていたのとは違った意味で感動的なお話でした。衝撃でした。
 
40.『死刑にいたる病』櫛木理宇 11時間50分(平田楓斗)
作者さんの文庫本の表紙はどれもインパクトがあって、一度何かを読んでみたいと思い、映画化されていたので聴いてみました。死刑にいたる病というタイトルの意味が、展開とともに色を変えていくような感覚でした。大学生の主人公に事件の再調査を依頼した連続殺人犯は、イケメンで優しくて地域の人が署名活動するくらい人気があって…。なぜ死刑が確定しているのに事件の再調査をするのか、少しずつわかってくることは真犯人だけではなくて…?と引き込まれていき、あっという間でした。惑わされる過程も、残酷さが甘さや美しさで中和されているようでした。
 
 
旅行やイベントがあったからか、あまり数が聴けませんでした。
最初に聴いていた入浴時・睡眠時はどちらもやめてしまい、料理や単調な家事の際に聴いています。
できれば家計簿をつける時にも聴きたいのだけど、やはり難しいですね…!
 
画像は誕生日月にもらえるお花をお花屋さんにいただいたものです。
誕生日に訪れた際はお休みでしたが、無事に今月中に行けました。
図々しいですが、やっぱり嬉しいです。お花^^
 


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