型第1番.クラスは、0番~14番までを行います。
「その2」です。
型1.クラスは 以下の14番までの内容でやっています。
なぜ"起式‐三體式"を初めに行うのか。
太極拳の起勢("氣勢"と九密式では表現しています。)から始めないのか?
という疑問ですが、
これには理由があります。
武術は、"両者位置について・・・ファイト(試合開始)"
というものではありません。
必ず間合いというものがあります。
空間というものが存在していて、それを絶対に無視できません。
それはお分かりいただけると思います。
その空間処理、間合い処理をしているのが、形意拳の"起式‐三體式"なのです。
言葉ではそうなんですが
実際に受講して頂ければ納得します。
空間処理とは、では何なのでしょうか?
簡単にいえば、相手にいきなり殴りかかられないとか、
目の前の相手に突然掴みかかられても大丈夫なようにする時間的な準備をすることです。
これも言葉では、いくら重ねてもお判りいただけないと思います。
そこは受講して頂くしかないわけですが
ここが、九密式の最大の特徴であり、知っていただきたいところです。
日本国内で、おそらく私のように形意拳の"起式‐三體式"を濃厚に
ズバリこういう処理をしていますよと教えているところは皆無だと思われます。
私が20代~30代にかけて形意拳を中国人先生に教えていただいていましたが
私が今教えていることは、私のオリジナルです。
次に「氣勢」ですが
これは基本アレンジクラス①の中で時間をかけてお教えいたします。
0.起式‐三體式(形意拳)
1. 氣勢
2. 開太極
3.上歩打擠(ジョウホダセイ)
4. 右琵琶勢
5. 攬雀尾
6. 斜単鞭
7.左右搬攔
8.堤手上勢
9.白鶴亮翅
10.楼膝拗歩
11.左琵琶勢
12.並歩進歩搬覧捶
13.如封似閉(にょふうじへい)
14.十字手
九密式太極拳P.R.O公式ウェブサイト