Kumitsu式太極拳《室町武術文化を繋ぐ会》

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単鞭のこと 《九密式太極拳P.R.O》

2017年12月19日 16時31分26秒 | 太極拳
単鞭は、空手のような"手刀"??

その打ちとはどう違う

ここ九密式太極拳では単鞭を混沌として教えています。

直ぐにわかっちゃダメな武術理があるんだけど、それが単鞭なんだよ。と

でも手刀でもいいんだけれど

強ち全く違うともいいきれないものがあります(ともアレンジクラスの講習ではいいます)。

では当会でお伝え(伝授)しています内容をごく

簡単に紹介しますと、

第一義では、

単鞭は、武術の入身として行います。そう理解してやらないといけません。

その一つの訳は"歩法"その形にみられます。
(生徒さんで分からない方は教室でお伝えいたします。)


また、

片法の手は、手刀的なものですがもう一方の手の形

それの本質は、『釣手』のほうですがここを一番に分かっていただきたいというのが

単鞭講習の醍醐味、無茶苦茶大事なところです。

当会では、

この釣手の用法をスローブとステディ、堤手上勢(型形1.8番)あと1つの4姿勢で

詳しく、武術の奥に入り込んで学ぶシステムになっています。

右手の操作はその昔

よく技としての説明を受けたことがありますが

当会は、それは
技ではなくて結果として「投げ技」や「跳ね飛ばしたり」「下方向へ崩したり」なんですよと指導しています。

"内勁"という武術システムを理解して実現できる方であれば

分かっていただけると思います。

ちょっと難しいことを書いていますが、当会の生徒さん以外はスルーしてください。

太極拳の力という物は(勁)は、技ではなく、技に至る過程です。

単なる過程、その技に出来るかどうかの過程の学びがこの単鞭の右手にあります。

そこが最大のヒミツとなります。

これは上級ではなく、基本アレンジクラスでやっている内容です。

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