・武術においてよく言われることが、武器術ではなんとかなっても
体術では、やはり体格差のある相手にはかなわない。
このテーマは今まで書いてきませんでした。
かく必要がないかというものですが
ちよっとそのことで、ある生徒さんの一人からお話しがあったので思っているまま
書いてみます。
⑴本当にそうである。かなうわけがない。
⑵技しだいで何とでも成り得る。
⑶そんなことはない。
当会の戦術を申しますと答えは、⑶となります。
体格差があるというのは、
体格差が勝ち負けを左右するものであることを肯定するもの
しかしです
でも当会はそれは違うと言わざるを得ません。
その理由は、
「ムスビ」という戦術、戦略です。
それがあることを体感をもって経験して頂ければ
私の言っている意味がわかります。
そのレッスンは?
"新・基本アレンジクラス1."となります。
体格差が埋まらない
と考える根拠はね"力が全てである"というものです。
もしそうであるならば
武道・武術の存在意義は否定されるべきです。
弱者(体格差のある)はいつまで経っても弱者のまま
体力・体格差のあるかたにはかなわないという事です。
武術は強者のためのものであるという考えかたです。
武術は、強者のためではなくて、弱者のためのスキル
technicであるのが本質です。
その本質を教えるのが
武術の先生の役目だと考えます。