Kumitsu式太極拳《室町武術文化を繋ぐ会》

すべての太極拳共通のシークレット・テクニック伝授の教室ブログ

姿勢・形しか直されないのはなぜなんだろうか?

2018年11月06日 20時03分33秒 | 天地人
・型総合クラスというのは、
 
 套路(99式)のみを教えるものではありません。

 套路の前にやることが無茶苦茶あります。

 たぶん3年はかかります。

 套路では、手の形、身体部位の位置・・そんなことは教えていません。

 語弊はある言い方ですが、そうなんですよ。

それは、教えなくても当会のベーシックな(基本アレンジ~上級アレンジ)を受講して頂ければ

 自然と定まってきます。

 自然と定まるというのは、つまり意識しなくても形はとれるようになってきます。


 なぜなら、身体が知っているからです。

 歩く時を考えてみてください。

 正しい姿勢と言うのは、100%これだというのはありません。

 個人、個人筋肉、身長、体形、病歴、心理状態、運動前か、体調とか、・・・

 その時に気持ちのいい姿勢が正しい姿勢、つまりからだが欲求しているものとなります。

 太極拳では、套路についていえば

 あまりにも部位の形を直していても

 それは形式上のものだからあまり意味はないと当会では考えます。

 それよりも、感覚を教えるほうが先だという方針でやっています。

 感覚は、身体の受信機・発信器です。

 でも、通常は野生のその感覚が希薄になっているものだから

 心の叫びではなく身体の叫び声がなかなか届かないものなんです。

 その錆びついた受信機・発信器を磨いていくレッスンが

 基本アレンジクラスなんですよ。

 

 型総合クラスでは、套路はやりますが

 それはそれ自体意味ないよーといいます。

 その内側、その感覚、アプライド、そのメタファーを套路の中に感じとってもらうレッスンとして用意したのが

 型総合クラスなんですよ。


 
 

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