Kumitsu式太極拳《室町武術文化を繋ぐ会》

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タンベン『打つところは足のあの部分だって』Kumitsu式

2019年05月23日 17時37分52秒 | 太極拳
単鞭

字の如く、鞭のようにしなる手を飛ばして、
相手の顔面にピシャリと、掌打を浴びせる技です。・・・というのは


うちではやっていません。

何故なら、今の時勢にそんなことをしたら過剰防衛になるかも
しれないからです。

また、そこを教えます。というテーマでやっていては存在価値がないためです。
いやいや、真面目にいえば

タンベンで打つのは、相手を打つ、これは確かです。でも顔面じゃなくても

本当は、打つべきところをうって(その刹那で変化する)

相手の足のある部分に向けて撃つという事が重要で、そこを

教えたいと思っています。


ちょっと説明をいれると

足のある部分にむけて上体のある部分(適する)ところを狙うというのが事実。

つまり打撃は打撃でも、相手を腰砕けにしてしまう「打」ということなんです。

そういう戦略をとることで、相手を逆上させず、

崩れているすきに次の行動に移れる戦術をとります。

今の日本では、相手を傷つけずに事をすませるなら
そういう護身を教えています。

タンベンの用法も時代の要請で変化しているのデス。


使うことは、武術の技を使う事自体は、相手を抹殺するという本質は
あります。
しかしです。

それが通用する世ではないところに暮らしている普通の人に
タンベンの技をストレートに教える事よりも

護身(プロテクション)の要素を使い方たとともにレッスンするほうが
生徒さんのためになるんじゃないかと考えています。
もちろん、
武術の本質は学ぶべきです、それは否定する根拠は時代が進んでも
変わらないと思います。

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