形意拳の虎形
虎は力の象徴です。
形意拳の虎形でもそうなんですが
実際の形は至極単調なものです。
初めてみた方は、なにかシンプル過ぎてものたりない
感想を持つことと思います。
私も
初めて虎形を習った時は。「エーっ。これだけ、たった・・・」と思ったものです。
しかし、シンプルなものには
その理由が隠されています。
シンプルな訳が必ずあるものです。
単に、套路をするだけ
単に、先生のまねをする限りにおいては何も
何も本当に、なにも得られません。
虎形の一コマ一コマの理合、戦略を絶対に
真っ先に教えるべきです。
形はもういいのです。
手の形、足、運足、腰、肘、目、目線
肘、ひざから、指先、あご、丹田
そんな形、枝葉末節はどうでもいいのです。
それよりも意識(氣)から本気を教えないと
本気でぶつかってこられる相手(敵)に対してどういうことをするか
それが虎形は教えてくれています。
それを教えないとダメです。
虎形は空手の型に(l理合)に通じています。
空手は、武術のキモです。
空手は中国由来です。
虎形は形意拳を学ことをこころに決めた全ての方にとって
秘伝め極意のたまり場です。