Kumitsu式太極拳《室町武術文化を繋ぐ会》

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タンベン・単鞭:その2 "堺市極意伝kumitsu式太極拳PRO"

2019年05月26日 08時20分16秒 | 太極拳
タンベン「打つところ」と「ねらうところ」では別ですという考え方

5月23日ブログでは書いたつもりです。
その続編で書きますと

打つという発想は、そこを狙ってうつその先にあります。

急所を打って、相手を一瞬又は数秒間、じっとしていてもらうため。
(一般的にですが空手では一撃必殺という戦略)


打つという「打撃行為」を相手の意識に届けて
Defense姿勢をとらせるという心理を生み出していくという戦術。

私がこの間書いた「打つところは足の部分」と書いた
その言いたいことは

打つ部分は、まぁ上体のどこでもいい(詳細は別)んですが

打つという接触を通じて、
衝撃を或る部位に届けるということです。

そのある部位というのが「足」のある部分ですと言っているのです。
それには理由、狙いがあります。

相手を倒すにも、2つあります。

1.倒されたと、相手が理解して倒されている場合。
2.何故倒されたのか相手が分からないまま倒された場合。
以上の2パターンです。

当会での教えは両方教えますが
2.の戦術をメインに教えます。

何故かというと、護身術(今の社会)では
2.の戦術のほうがこちら側の利益が多いからです。

つまり相手を怒らせない、
相手の怒りを必要以上にかわないという道をとるからです。

その相手が、会社関係者だったり、顔見知り、立場・地位が自分より上の場合だったりしたら
後々ややこしいからです。

あまり変わらないように思えるかもしれませんが
それは苦情処理、セクハラ、パワハラ、犯罪そんなことをあまり経験されていない
からです。

そういう意味でひろい護身にかかわっていれば
違いは断然頭において処理(社会を生きていく)する重要性は譲れないところとなります。



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