ここから皮膚接触の極意がはじまるー攬雀尾・編ー

攬雀尾

接触というのは、相手の身体に触れたところから
それは一般的な常識で

心理学では、「パーソナルスペース」ですよね。
自分の身体とその身を取り巻く空間との関係を
教えています。

つまり自分という認識は、身体のまわりも含めて人は領域・領土としているんだよ
という事です。

武術においては、パーソナルスペースよりも広げた3mほどの空間を意識します。
これは、武術やその先生によっていろいろあるとは思いますが
当会では、この3mの空間での処理を武術的(護身)に教えています。
実際は、
新・基本アレンジクラス1.と基本アレンジクラス3.でレッスンしています。

攬雀尾をレッスンする時。
この技の特徴から、套路で教えますがそれは基本であり
実際は、相手に触れる前から

その空間(相手と自分の間に存在している)の処理法を教えています。
こう書くと難しく聞こえそうですが

実際は、簡単です。それもそんなんでいいの?　状態ほど簡素というか単純です。
武術は難しい、習得に時間を要するもの確かにあります。

でも普通の方にはそれよりも
レッスン時間を使ってやるなら優先すべき大事なことがあるので私は
そちらの大事なことをまずは教えているだけです。

空間処理法というよりは

相手をよく見て、相手と自分との関係をある@@で捉えている(刻々と)という
ほうが適切だといえます。

攬雀尾は、そんな意味から適切な練習技、よいテキスト技だと
思いでやっています。

攬雀尾で相手を流したり、引き込んだり、「掤・捋・擠、按」4動作という枠は
あくまでも基礎知識として
その前にしなければいけない氣の操作をまずは知らないと。それを理解していく
レッスンが

基本アレンジクラス1.～4.のレッスンを通じて感じてほしいところです。

氣の操作を曖昧にしていては次のとる行動がほとんど意味をなさなくなります。
氣の操作というのは、別名=意識操作であり、実は@@操作の事です。