ものづくりの記録

何かを作るのが好き。ソーイングと日常を綴ります。

日常会話レベルとは

2023-06-30 15:09:00 | 語学



先ほど大雨の後出かけたら田んぼにカブトエビがいました。

今日は語学学習に取り掛かるにあたって自分が目指すゴールにしやすいそれぞれのレベル分けの話でも文章を書く練習にでもなるかなと思い、書いてみます。


よく、英語は「初心者レベル」とか「日常会話レベル」などとよく聞くけど実際どうなのよ?と。


欧州だとCEFR(セファール)というレベル分けの目安があります。


A1  

A2 

B1

B2

C1

C2


という6つの段階に分かれていて、

文法、リスニング、読解、作文と4技能を総合して己の言語レベルで何ができるかというのが分かります。


・A1,A2は基礎学習レベルで基本的な単語や文法を理解し簡単なやりとりならできる。

・B1は身近な話題など理解したり対応できる。

・B2はもう少しつっこんだ内容や複雑な文章の理解ができる。

・C1は上級。高度な内容のものを読んだり書いたり理解できる。

・C2ネイティブレベル!


と、ざっくりこんな感じです。

留学するなら最低でもB2レベルが必須と聞きました。授業についていけませんものね。


で、そうすると日本の英検ってどういうモノサシ?となります。

文科省のサイトに英検とCEFRを対応させた表がありました。




英検の最高レベルが1級ですが、それだとC1までしか測れないのですね。。。そんな高みまで行ってみたい!!

あと、英検準2級でもまだ初心者レベルの範囲だというのがわかります。。。

英検は4技能全てに対応していて良くできたテストだなと思うのですが、なんであんなに試験料が高いのですか!


ちなみに韓国語のTOPIKという試験だとLevel5,Level6辺りがCEFRのC1,C2に該当して上級&ネイティブレベルのようです。学習のモチベーションになりそうですね。


そして日本にもJLPTという語学検定試験があります。YouTubeにリスニング問題の過去問があったので聴いてみましたが、ぼーっとしてたら聞き取れない感じでした!

試験はN5からN1まであってN1がネイティブレベルとのことで、かなりのスキルが求められるのではないでしょうか。

試しにN3レベルで求人が無いか求職サイトを見たら土木系やコンビニなどの募集はありました。

これでも英検でいうと準1級〜1級辺り。


ということで、母語じゃない国で仕事をしたりするには最低でもCEFRB2C1の辺りに達してないと難しそうだなと思いました。

異国で働くのは大変と思うと同時に語学を身につけている人を尊敬してしまいます。




参照


CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠) | ブリティッシュ・カウンシル


https://www.britishcouncil.jp/programmes/english-education/updates/4skills/about/cefr