ダブルワークしてるホテルマンのつぶやき・・・とか

世界中を飛び回っていた元添乗員です。現在ホテルのフロントスタッフと大型バス運転手の2つの顔を持つ変なオヤジのつぶやき

Wワークをはじめて変わった事

2010年11月09日 23時59分12秒 | バイト

大学を卒業してすぐにカナダ、トロントへ飛んだ。

カナダ到着後2週間で未経験ながら内装工事の仕事を始めました。

社会保険ナンバー、医療サービスを無料で受ける事のできるカードもゲットし、いずれは定職に就いてそのままカナダで暮していくつもりでした。

しかし当時北米の景気は今のように最悪の状態、すぐに仕事を失いました。

草刈り、コンビニのレジ打ちなどで日銭を稼ぎながら、地元のパブリックスクールのESL(無料)に週5日通いました。

学校でKumoは唯一の日本人、遊びに出かける時も日本人はいつもKumoだけ。

とっても深い(!)お付き合いをしていた女性はポーランド人。

こんな環境が現在Kumoが操る英語に大きな影響を及ぼしています。

結局まともな仕事が見つからず1年半で帰国、3か月ほど何もしない生活をした後何となく添乗員になりました。

1か月に2~3回の海外添乗をする毎日。

これが実に楽しい仕事(遊び?)だった為、6年もハマっちゃいました。

こんな事一生続けてはいけないと転職を決意、大学時代に経験のあったホテルを選択。

ホテル専門学校へ行く事も考えましたが、学校よりも現場なので、都内のホテルのフロントでバイトを始めました。

8か月働き、都内老舗御三家系列のホテルへの就職が決まり転職。

そこでホテルという物をタップリ勉強させられました。

その後、契約社員から正社員になり結婚。

結婚生活も落ち着き、ある朝新聞に挟まっていた広告に載っていた現在働いているバイト先の求人がKumoの生活を変えました。

話を聞くだけのつもりで行った面接でしたが、何とかなりそうなのでお試しで働いてみました。

ここからKumoのWワークな生活が始まりました。

この時このバイトがこんなに長く続くなんて思ってもいませんでした。

ちなみにバイトを始めた当初のKumoは大型免許も大型二種免許も持っていなかったので、バスとは別の業務をしていました。

しかし不思議なもので、他のスタッフがバスを転がしているのを見ているうちに、何となくバスへの興味がわいてきちゃいました。

現在働くホテルに転職をすると残業がなくなり、時間に余裕が出来たのをきっかけに、当時は中型免許制度がなかったので、大型免許を取得、晴れてバスのハンドルを握る事ができたのです(バイト先のバスは白バスの為大型一種でOK)。

Kumoの悪い(良い)癖は、1つ手にすると次が欲しくなる事。

お客を乗せるんだからやっぱ二種・・・

この時に既に中型二種免許制度はありましたが、あえて大型二種にトライ!

すぐに試験場の門を叩き、7回目の技能試験でやっと大型二種を取得し現在に至ります。

ちなみにこの大型二種、都内の公認教習所で取得すると50万円くらいかかります。

試験場で取得すれば、学科2回、技能試験7回受けても教習所の5分1以下の費用で済みます。

旅行業、ホテル業しか知らなかったKumoに運輸業界という新たな世界が広がったのでした。