2017年8月1日投稿
経済産業省・資源エネルギー庁から高レベル放射性廃棄物の最終処分(地層処分)地を選定するための科学的特性マップが発表されました。(2017/7/28)
私が住んで、この公民館がある地域(群馬県高崎市)は経済産業省(以下経産という)の科学的特性マップにより核ゴミの最終捨て場となる可能性かあるかを調べた。結論は私の地域はオレンジ領域、境界線の近くだが内側にあり、その可能性はほとんどない。以下それを少し詳しく見て行きます。
経産の科学的特性マップとは何か、経産の説明資料を引用します。
出典:経済産業省・資源エネルギー庁ウェブサイト
http://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/nuclear/rw/kagakutekitokuseimap/
『…… 「科学的特性マップ」は、地層処分に関係する地域の科学的特性を、既存の全国データに基づき一定の要件・基準に従って客観的に整理し、全国地図の形で示すものです。
……』(引用を終わります)
以下図で見て行きます。
「科学的特性マップ」 図―1 出典 経済産業省・資源エネルギー庁ウェブサイト
群馬県拡大 図―2
高崎市中心部から西に広がり・榛名山麓に至る高崎市域はオレンジ領域が分割されている。
オレンジ境界線を推定した 図―3
私の住んでいる地域はオレンジ線より以西、以北に位置すると考えられる。領域の確認のためNUMOに問い合わせるが、町村レベルでマップの境界を作成していないので分からないという。NUMO(原子力発電環境整備機構 高レベル放射性廃棄物地層処分事業組織)問合せ窓口 平日10:00~17:00 TEL:03-6371-4003
火山の影響 図―4
この図をみると科学特性マップとよく類似している。高崎市域がオレンジ判定されたのは火山の影響によるものと推定されます。次
には高崎市西域を東から西に走る深谷断層帯の影響があると考えられる。群馬県と断層帯 図―5 出典 群馬県地震被害想定調査報告書概要
オレンジ域が処分地候補に選ばれる前にグリーン域が候補地として優先される。
これらの検討からこの公民館の存在する高崎市西域が高レベル放射性廃棄物の最終処分地候補につながることはないと考えられます
以上です。
それでは また
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