2015年6月29日投稿
6月13日 埼玉の人達とファームドゥ中里農場様のシェアリング太陽光発電所を見学することができました。
シェアリングとは耕作放棄地や休耕地を地権者から借上げ、上部に太陽光パネルを設置し売電収入を得、
下部農地で比較的日照を必要としない作物を選択して栽培し売益を得るものです。
うまく行けば経済が地元で循環します。中里農場ではビニールハウス内での三つ葉の水耕栽培、
フキ、赤シソの土耕栽培を見ることができました。
見学前にファームドゥ㈱経営企画室長様から「新しい農業のかたち」の説明を受けます。
水耕栽培のビニールハウスです。水耕栽培というと密閉の植物工場のイメージですが、コスト面からこういう
スタイルになった。パネル設置・維持のためのフレーム等は基準を満たしているので問題ないと考えているとのことです。
太陽光発電セルが一般的なものに比べて黒っぽくありません。これは太陽光をある程度透過させるためです
またセル間隔を広げて下部へ光を通過させています。セルには両面発電素子を採用、水耕栽培床面からの反射光を受けるためだそうです。
ビニールハウス内は撮影禁止です。
下記説明書きになります。
赤シソの土耕栽培とフキの土耕栽培発電所です。フキは収穫が終わりました。
太陽光発電所投資回収は約10年といわれています。一般的に、経年劣化による発電量低下、夏季の湿度・風雨による錆・腐食、
冬季乾燥期の埃による影響、小動物侵入など懸念する材料はありますので、メンテナンスを基準どうり実施し、成功される
事を願います。
最後に電機の付帯設備を動画にしましたので、ご覧下さい。
それでは
また