いま美容院の開業相談にのっています。
大きな夢を持った若者です。
2月に窓口にいらっしゃいました。
電話をもらったときも感じたのですが、非常に礼儀正しい好青年です。
初めてお会いした時点で、彼が調査してきたデータは膨大なものでした。
ターゲットとするお客さんはどのような層で、商圏内には何人くらいいて・・・。
開業相談で外部環境の調査がしっかりできる人ってなかなかいません。
また経営理念も創っていたのは驚きでした。
もともと開業するのが夢だったらしく、他県で10年ほど修行している中、実家に足を運んではビジネスをイメージしてきたとのことでした。
ところで開業資金の申し込みには事業計画書の添付が求められます。
金融機関から要求されるのはA3用紙1枚の簡単なものです。
開業予定日は半年くらい先です。
「せっかくここまで調査したんだったら、A3用紙はサマリーにして、もう少ししっかりした事業計画書をつくっていきませんか」と提案したら、彼は喜んで「お願いします」と言ってくれました。
4月末で彼はこれまでの仕事を退職しました。
そして昨日、私の所に挨拶にきました。
これから事業計画書を具体化していきます。
昨日は事業計画書に落とし込む内容を確認しました。
・経営理念はこれでいいよね
・外部環境の分析もしっかりできている
・君が他の美容師さんと違って提供できる技術やサービスってなに?
・ターゲットとするお客さんは本当にこれでいい?
・そのお客さんにあった店舗イメージ・雰囲気づくりは?
・販売促進はどうやるの?
・雇用計画はどうする?
・売上の目標はどう設定していこうか?
・売上に付随してかかる経費は?
・店舗や什器備品の投資費用は?
・自分の貯金や両親の協力でどのくらいの資金調達ができそう?足りない金額はいくら?
⇒両親のバックアップは強力でした。。。
などなど
質問しているうちに、彼の中ですでに具体化されている部分とそうでないところがよくわかりました。
まだつめ切れていないところは宿題として持ち帰ってもらいました。
宿題が終わり次第、連絡をいただけることになっています。
次回会うのが楽しみです。
事業計画書がかたまったら、金融機関との折衝や各種許認可のアドバイスをしていこうと思います。
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