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経営情報(データベース part1)

今回からデーターベースについて整理します。

【データベースの概念】
(データベースの定義)
複数のファイルで構成され、ある一定のルールによって情報を参照・更新しやすいようにまとめ、複数の利用者が同時に効率的に情報を共有できるものです
言い換えればデータをデータモデル(下記参照)に従って保存したデータの集合とも表現できます。

(データベースを使用しない場合の問題点)
①データの重複(冗長性)
別々のファイルに同じ項目のデータが保存される
②データ間の矛盾(一貫性)
更新もれなどで、それぞれのファイルのデータに矛盾が生じる
③プログラムに依存(独立性)
個別にプログラムを作成したことにより、ファイルにデータを追加する場合には、プログラムの変更が必要
④ データの機密性(安全性)
通常のファイルでは、機密性を確保するのが困難


【データモデル】
データモデルには以下のようなものがあります。
(関係型モデル(リレーショナル型) )
あるレコードを他のファイルのレコードと関連づけつつ処理を行なうデータベースのことです。
データは2次元の表で表されます。その代表的な操作方法には以下の3つがあります。
①選択
表の中から特定の条件に合致する行だけを抜き出して表示する
②射影
表の中からある列だけを抜き出して表示する
③結合
複数の表を組み合わせ、一つの表として表示する

(階層型モデル(ツリー型))
階層モデルはレコードの関係をツリー構造で表現しています。
親レコードと子レコードの関係は 1 : n になります。

(網型モデル(ネットワーク型) )
その名のとおり網型のデータ構造を持つモデルです。
階層型(ツリー)モデルと同様に親レコードは複数の子レコードを持つことが出来ます。
さらに子レコードが複数の親レコードを持つことができるのが特徴です。
つまり親子関係がn : n になります。


次回もデータベースについて整理します。

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