モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

ワイン人気 苗木不足


今日は明治大学で「地域研究総合講座」の講義を担当します。



どうもkurogenkokuです。



今朝の日経新聞に「ワイン人気 苗木不足」という記事がありました。


kurogenkokuも縁あってワイナリーの支援をさせていただいております。そんな立場でこのニュースを読むと本当にその通りだなと感じています。


【秩父ファーマーズファクトリー】
http://chichibu-ff.com/


上記のワイナリーは自家栽培葡萄を中心に秩父産の葡萄でつくったワインをウリにしています。
最大年間40000本の製造が可能なワイナリーです。それを満たすのに必要な葡萄は約40トン。現在は葡萄20トンの収量で、徐々に苗木を増やしておりますが、MAX40トンの収量があがるにはあと5年くらいかかりそうです。

国産ワイン人気にのって引き合いは多く、生産量が全く追いついていません。葡萄の収量が増えても、ワインになるにはさらに2~3年かかります。すぐに商品化できればよいのですが、そう簡単な話ではありません。


商品化までの資金繰りについては、借入返済元金をもともと長期に据え置いていますし、月に一度開催する経営会議にメインバンクも含めており、状況に理解いただいておりますので全く問題ありません。
幸いにして農家レストランが埼玉県の「S級グルメ」に認定され絶好調だったり、ワイン製造時期の間に地元産フルーツを活用した別のワインをつくってみたりといろいろな対策も講じています。

それでもやはりビジネス成功のカギは「安定した葡萄の調達システム」に他なりません。



その他にも支援先がニュースに登場するたびに、「失敗させるわけにはいかないなぁ」と日々胃が痛いわけですが、これも診断士冥利と感じて頑張ります。

https://www.facebook.com/MAPLEBASE.JP/
http://www.city.chichibu.lg.jp/6570.html
http://www.asahi.com/articles/ASJ4W4DW8J4WUTNB007.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160429-71733002-colocal-l11

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