pionさんについては、添削いただいた段階であらためて回答しますね。
池乃掘正太郎さんの添削コメント
http://plaza.rakuten.co.jp/ikenobori/diary/200509050000/
sinnkaさんの添削コメント
http://evolution-note.seesaa.net/article/6590180.html
パヤシさんの添削コメント
http://blue.ap.teacup.com/jukennikki/456.html
【パヤシさんからの指摘内容】
・第1問(設問1)aの一つ目がひっかかりました。
kurogenkokuさんは、「少量品や特注品の領域が拡大」していることを
C社にとっての有利な市場環境(機会)であるとしています。
一方で私は次のように考えました。
少量品や特注品は顧客への短納期対応が強く求められている
→C社が少量品や特注品の短納期対応を行えているという記述は特にない
→短納期対応できていない少量品や特注品の拡大はむしろ「脅威」
kurogenkokuさんの解答だと短納期への対応が出来ていることが
前提であるように感じ、第1問(設問2)のbでの一つ目の解答
「短納期対応体制の構築」とは矛盾しているのではないでしょうか?
恐らくkurogenkokuさんの思考プロセスとしては次のとおりかと。
①少量品や特注品領域の拡大
→②そのような状況の中C社だけが顧客の要望に応えた製品を開発
→③C社にとっては少量品や特注品領域の拡大は「機会」となる
もしこの想像が当たっていたとしたら、
①と②の間にズレが生じていると思います。
だらだらと書いてますが伝わったでしょうか?
【私の考え方】
これについては与件から素直に拾い出しただけで良いと思いますがいかがでしょうか・・・。
「少量品や特注品の領域が拡大することが見込まれている」とはっきり書いているわけですから。
そしてパヤシさんのコメントにある以下の点について。
少量品や特注品は顧客への短納期対応が強く求められている
→C社が少量品や特注品の短納期対応を行えているという記述は特にない
→短納期対応できていない少量品や特注品の拡大はむしろ「脅威」
与件をよく読むと短納期対応が必要なのは「少量品や特注品」だけでなく「標準品」についても一緒です。
また以下の部分について
>kurogenkokuさんの解答だと短納期への対応が出来ていることが 前提であるように感じ
C社は短納期対応できているとは書いていません。
むしろ今後の課題でしょう。
私のロジックは以下のとおりです。
「市場の拡大が見込まれ、C社の技術力が生かせる少量品や特注品に進出」
↓
「そのためには『短納期対応』という課題に応えなければならない」
↓
「既存顧客への直販や、ITと通信ネットワークを活用した設計期間の短縮で対応」
設問全体の構造を見たときに
第2問で「進出すべき市場(取り扱い製品)」「販売チャネル」について聞かれていますし、第4問では「短納期対応策」について聞かれています。
上記のロジックなら各設問にしっくり答えが入っていくと思うのですがいかがでしょうか?
【sinnkaさんからの指摘内容】
第3問のbは、自社の直販とOEM供給とのカニバリゼーションを加味してもよかったのでは?
【私の考え方】
おっしゃるとおりでした。
これについては私の解答は明らかに間違っていました。
なぜならOEM供給の依頼は、試作品を見た大手メーカー(まだ取引を行っていない)からのものだったからです。
私の解答では
「安定的志向に陥るため、新規事業開拓や新製品開発を行う意欲が薄れ、営業力も低下する。」
としていますが
むしろ「sinnkaさんの解答」や「技術ノウハウの流出」などの方が適切だったと思います。
【池乃掘正太郎さんの指摘内容】
①第2問のbですが、後半の「半導体メーカーに対しては...」は無くても良いかな、と思います。
営業体制面を考えると代理店経由はしょうがないのかもしれませんが、競合に対抗していくことになりますから。
②第5問は、樹脂部品の設備やノウハウ等を持っていないリスクにも触れるのはいかがでしょうか。
【私の考え方】
①について
池乃掘さんのおっしゃるように「半導体メーカー」に対するチャネルを書こうどうか迷いました。
「出題者の意図」として「直接販売」を答えさせたいことについては感じられまたし。
ただ新規市場の顧客は「既存顧客(従来の部品製作)の一部」と「半導体メーカー」の2つがあり、やはりそれぞれに対しての販売チャネルを解答しておくのが最もリスクがないと思って書きました。
②について
もちろん池乃掘さんの解答も「あり」だと思います。
ただ「最も重要だと思うもの」との制約があり、与件の「IC検査用治具の需要は半導体市場の動向に大きく左右され」を重視して「工場増設や人員配置に伴う投資リスク」をあげました。
他にも解答の可能性があるものがいくつか考えられますが、C社の経営に最も打撃を与えるのはこれかと思いまして・・・。
というわけで
今回は基本に立ち返り「設問文をしっかり読むこと」を反省点にします。
最新の画像もっと見る
最近の「TKP隊」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2004年
人気記事