モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

“非効率経営”の時代 「内向き」「ムダ」「遠回り」に商機あり


kurogenkokuです。
日経ビジネス2011年1月10日号の特集は『“非効率経営”の時代 「内向き」「ムダ」「遠回り」に商機あり』でした。これまで削ってきた「ムダ」にこそ勝機があるという非常に興味深いテーマであり内容でした。
この特集を読みながら自分が経営革新支援をしてきた企業のことを思い浮かべてみたのですが、この“非効率経営”をビジネスチャンスとして事業計画を策定した企業が何社かあります。今回の事例に登場する「パナソニック系列販売店チェーン」の話に類似しています。


先日も書きましたが、いま「ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件」という本を読んでいます。
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/2863.html

実はこの本の中に「一見して非合理 - 持続的な競争優位の源泉」という話がありました。競争相手が非合理だと考えるような要素をあえてストーリーの中に組み込む。これが「クリティカル・コア」になるというものです。今回の日経ビジネスもそうですが“非効率”“非合理”というものに目を向けることで、なにかこれまでにない成長機会を掴むことができるのかもしれません。

特に現在では・・・。

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コメント一覧

kurogenkoku
マモさま先日はお世話になりました。
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/
条件探索試作の話は参考になりました。一見無駄と思われることのなかにこそ、大切なことが潜んでいるというのは本当に言えてると思います。
マモ
こんにちは
非効率の世界とはちょっと違う話になるかもしれませんが、、

技術の世界では、製品開発時に条件探索試作というステップを踏みます。

例えばある製造条件を不良品が出来る領域まで幅広く試してみるわけです。

つまり悪いものをわざと作って、製造条件の許される領域を探索するわけです。

経済的に厳しくなってくると、こういった類いの検討も削られていきます。

結局安心してもの作りが出来ず、量産に移ってから不良品の山を築く。

そんな事態も起こりえます。

一見無駄と思われることのなかにこそ、大切なことが潜んでいる。

また、習破離という言葉も想い浮かびます。

ブログを読ませていただいて、そんなことを感じました。

ズレた話をしているかもしれません。

何卒ご容赦下さい。
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