具体的には前回の【経営計画と経営管理の体系】のうち、⑥経営計画について整理します。
【経営計画】
経営計画は以下のように分類されます。
①対象による分類:総合計画、個別計画
②期間による分類:長期計画、中期計画、短期計画
③内容による分類:戦略的計画、戦術的計画
(総合計画と個別計画)
①総合計画
総合計画は、長期、中期、短期的な計画すべてにかかわって、将来への方向・進路をトータルに示すものです。
また全社的側面を持ったものを総合計画という場合があります。
②個別計画
総合計画を実現するための直接的な経営計画です。
個別プロジェクト的な意味合いも強く、具体的には技術開発、新製品開発計画などが挙げられます。
(長期計画、中期計画、短期計画)
①長期計画
おおよそ5年程度の計画で、企業の将来的方向を示します。
②中期計画
おおよそ1から3年程度の計画です。長期計画と短期計画の整合性をとります。
③短期計画
おおよそ1年以下の計画です。
日常的な業務の推進計画として位置づけられます。
(戦略的計画と戦術的計画)
①戦略的計画
「戦略的」とは「環境適応的」とか「構造的」という風な意味合いで使われます。
つまり企業として構造的な課題を解決する計画であり、企業戦略や事業戦略、新製品開発戦略や多角化などが該当します。
当然トップマネジメントが立案することになります。
②戦術的計画
「戦術的」とは「戦略をさらにブレークダウン」した意味合いを持ちます。
そのため業務執行計画と言われることがあります。
(経営計画の修正)
環境変化により経営計画の修正をせまられることがあります。
①コンティンジェンシープラン
シャドープランとも呼ばれています。
不測事象をあらかじめ想定し、その適応行動を事前に準備しておく計画です。
②ローリングプラン
長期計画の内容を定期的に見直し、対応していく計画です。
最後に【経営計画と経営管理の体系】にはありませんが「企業の社会的責任」について触れておきます。
【企業の社会的責任】
前回とりあげた(経営目的の要素)の中に「社会的責任」があります。
社会的責任とは、企業が社会の構成員(コーポレートシチズン)として存在し、社会の利害関係者と調和を図りながら、企業活動を行っていくことを意味しています。
(社会的責任の遂行)
①フィランソロピー
慈善活動とも言われ、寄附やボランティア活動が含まれます。
②メセナ
文化や芸術に関する支援です。
以上で「経営計画と経営管理」は終了です。
次回から「経営戦略」に入ります。
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