結婚式～花嫁の手紙篇

 

ゆきさんのピアノが終わったあとは

今度は私の番。

 

 

さっき友達たちと写真撮ってるときには

「やばい！全然泣ける気がしない！！」

と豪語してたけれど、

 

手紙を読み始めたときには

もう、泣く準備が出来てました。

 

 

 

 

 

 

 

わたしはピアノがあるゆきさんとは違って

書いてある手紙を読めばいいので、

緊張自体はそんなにしていなかったんですが、

 

 

わたしの書いた手紙で、

 

お父さんお母さんに

感謝が伝わればいいな

愛が伝わればいいな

会場の皆にも心動く何かがあればいいな

 

なんて思いながら

考えた文章です。

 

 

 

読む練習もしました。

 

読む練習してる段階で

毎回泣いちゃってたので、

まず泣かないという目標は立ててませんでした。

 

 

ここぞとばかりに泣こう！！！

 

 

 

むしろそれが目標でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

以下、手紙の内容です。

 

 

～～～～～～～～～～～～

 

 

お父さん、お母さん

２８年間、私を大切に育ててくれて

本当にありがとうございました。

 

 

皆照れ屋でなかなか素直に伝えられない家族だけど、

家を出るとき

きちんとお礼を言えないままだったので

この場を借りて

手紙を読みたいと思います。

 

 

 

 

お父さんは小さいころから仕事人間で

わたしたちが起きる前に仕事に行って

わたしが寝てから帰ってくる、

そんな生活でした。

 

なかなかお父さんと関わる時間が取れない中

わたしはよくひきつけを起こしていました。

 

幼稚園生の時、救急車で運ばれたこともありました。

救急隊員にだっこされても

泣き止まないわたしが

お父さんにだっこされてすぐ、

泣き止んだそうですね。

やっぱり安心するのは、お父さんの腕の中なんだなと

思いました。

 

私は女だけど、お父さんの仕事姿を

ずっと近くで見てきました。

仕事に対する姿勢がとても似ています。

今の時代には合わないかもしれないけれど、

お父さんのように仕事を頑張れる自分を誇りに思っています。

 

社会人になって家を出て、とてもさみしかったです。

実家に帰ったとき、

お父さんが背中越しに

「がんばれよ」と一言、

たった一言声をかけてくれました。

 

誰のどんな言葉よりも

お父さんのこの一言が嬉しくて

涙が止まらないまま、鎌ケ谷まで帰ったのを覚えています。

 

 

 

 

お母さんには、子供のころから

大人になった今でも頼りになりっぱなしです。

外ではしっかり者に見られている私も

家では「お母さん、お母さん！」とわがまま放題。

いっぱい迷惑をかけてきました。

 

わたしにとってお母さんは

なんでも話を聞いてくれて

困ったことをいつでも解決してくれるヒーローです。

 

実家を出て、一度帰ってきたとき

おねえちゃんと３人でカラオケに行きました。

わたしは「３６５日家族」という曲を歌いました。

 

「一緒に暮らしてても　離れてても

愛してるって一生言えなくても

ずっと結ばれている家族」

 

この歌詞を歌ったとき

お母さんが思わず涙してるのを見ました。

 

「あぁ、わたし愛されてるなぁ」って

心から思いました。

 

温かいごはんを作って、お風呂沸かして

お布団敷いて、

温かい家で「おかえり」と迎えてくれて

いつもそばで支えてくれて、

本当に、ありがとう。

 

 

そして、お姉ちゃん。

小さい頃はわたしのわがままで

よくケンカをしていたけれど

わたしにとってお姉ちゃんは

常にずっとあとにくっついていきたい存在でした。

 

漢字検定も趣味も関ジャニも

全部おねえちゃんがやってたから。

お姉ちゃんと一緒に、なんでもやりたかった。

 

大人になった今でも

一緒にライブ行ったり、イベント行ったり

こんなに理解り合える人はいません。

お姉ちゃんとは姉妹だけど、

友達のように一緒に共感し合える

かけがえのない存在です。

これからも仲良くしてね。

 

 

お父さんとお母さんの娘、

そしてお姉ちゃんの妹として

亀井家に生まれてこれて

本当に幸せです。

家族のおかげで

今日ここに来てくれた友達や

職場の方々、

そしてなおゆきさんと出会うことができました。

 

本当に幸せな人生を送らせてもらっています。

皆さんのおかげです。

 

 

 

なおゆきさんのお父さん、お母さん

初めてお会いしたときから

温かく迎えて下さり

ありがとうございます。

まだ至らないところが多い私ですが

なおゆきさんを支えて

幸せにしていけるよう頑張ります。

 

最後に、お集りいただきました皆様

本日は本当にありがとうございました。

皆に出会えて

めちゃくちゃ幸せな人生です。

 

産まれてきてよかったと、心から思います。

 

皆様に恩返しができるよう、

今後とも末永いお付き合いを

お願い致します。

 

 

 

～～～～～～～～～～～～～～～～～

 

 

 

 

 

こんな感じの内容でした！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

またうちの両親が

良い表情で聞いてくれてるんだわさ～

(^^)

 

 

本当は泣かせたかったんだけどね(笑)

そう簡単ではなかった(笑)

 

 

 

 

わたしが隣で

すすり泣いてるにも関わらず

ゆきさんの顔はやばいですね(笑)

顔が死んでるｗｗｗ

 

 

 

 

本人は

最後の自分の挨拶を

どうしようどうしようで

頭がいっぱいだったみたいですよ。笑

 

 

 

 

 

手紙を読み終え、両親の前へ。

 

花束を渡しに行きます。

 

 

 

 

 

 

 

ふたりの顔を見たら～

ってのと

 

選曲が素晴らしくて…！！！！

 

 

藤田麻衣子の

「手紙～愛するあなたへ～」

 

 

 

 

お父さん、お母さん

今日まで私を

大切に育ててくれて　ありがとう

お父さん、お母さん

愛するあなたへ

この花束を贈ります

 

愛されたことは

いつも後から気づきます

ありがとう

お父さん、お母さん

ふたりのこどもに

産まれ幸せを知ったよ

大好きだよ

 

 

 

 

 

もうこの歌詞がぐっと来すぎて、

落ち着いたと思ったのに

涙が止まらない…！！！

 

 

 

 

実は

高橋優の生まれた理由

っていう曲を

ゆきさんからは押されてたんだけど、

悩んだのです。

こちらもとってもいい曲…。

 

ただ問題点は、

一人称が「僕」

 

 

藤田麻衣子は一人称が「私」

 

 

 

どうしても思い入れが変わってきちゃうよね…

でもここは花嫁の手紙後だから

わたしを優先してほしい！！と

お願いして

この曲になったのです。

 

 

 

 

 

またいいタイミングで流すんだ

式場さん…！泣

 

 

 

 

 

そのあとは

ゆきさんのお父さんが

代表でお話していただき、

 

さすが元社長様

堂々となさってました…！！

 

 

 

 

最後に新郎が締め。

 

 

 

結局当日まで何話すか考えずに

ここまで来てしまったから、

お父さんがしゃべってるときも

心ここにあらずな表情だったけれども(笑)

 

 

すぱっと短く挨拶終わらせてくれたので

良かったと思いますよ！

本人は最後の最後まで

緊張緊張だったね(笑)

 

おつかれさま！

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで、

退場です。

 

 

 

最後の曲は

関ジャニ∞「ＢＪ」

 

わたしの最も好きな曲。

 

 

 

素晴らしい今日よさよなら～

とここだけ使ってもらいました！

 

 

 

 

 

新郎新婦は退場し、

みなさんにはエンドロールを見ていただきます…！