平成29年10月13日(金) 晴れ
残念ながら来年の1月をもって駅前の十字屋が閉店する事となりました
。
この界隈にはニチイや山交ビル、すずらん街などもあり、昔はたまに山形に来ると夢の国のようでした。屋上の小さな遊園地やゲームセンターは今でも思い出されます。就職したての頃は屋上のビアガーデンに来たのも覚えております。
親に連れられてファミリー食堂に入り、お子様ランチを食べておまけのおもちゃをもらうのを楽しみにしていた頃は、余計な心配ごともなく甘えるだけだったのでとても幸せな記憶です。
そんな思い出深い(?)十字屋のファミリー食堂に職場の仲間とランチしに行ってきました。
実は日曜日に駅前にランチしに繰り出した時も一度ここを覗いたわけですが、結構お客さんも多く店員さんも慌ただしそうだったので引き返しております。そんな昼時のファミリー食堂に到着すると、平日のためか混雑は見当たりません。
ショーケースで食事を選びます。

みんな何を食べるか決めかねております。特に女性はぜんざいとかあんみつとか別腹の方にも興味があるようです。
「一旦中に入ってから決めましょう。」
と言われますが、初心者はここのシステムを理解していないようです。ファミレスのようなメニューはテーブルにはなく、ショーケースで選んだメニューを最初に入口のレジで注文してお金を払うシステムなのだよ、君たち。
注文後にもらったチケットを持ってテーブルに座ると、半券を店員さんがちぎってテーブル番号を控えて持って行き、そのテーブルに料理が来ることとなります。
食堂の中に入ると、壁に沿って4人掛け位のテーブルが配置してあって、中央も低い植物が入っているようなパーテションで区切ったところにテーブルが並ぶ独特な空間です。結構な人数を収容できそうです。椅子は四角い鉄製のパイプに座面と直角な背もたれがついたレトロなものとなっております。食事をしている人たちは落ち着いた品のいい年配の方(特に女性)が多く、空気までもがセピア色に感じるほどでした。こんないいところがまだあったことを今さら知ったところで、閉店は決まったことであり、ちょっと自分にも責任があるような切ない気持ちになりました。
スパゲティセットが到着。グラタンがグツグツ言っております。

我々が頼んだ料理はチンしたものではなく、キチンと調理されたものです。その辺のファミリーレストランとは全然違います、こちらはファミリー食堂です
。スパゲティとグラタンとスープとサラダ、どこででも食べられますがこの味はなかなか食べられませんね。連れの女性は量が多く食べきることができませんでした。
そして周りの女性客の半分は別腹メニューも食していたのも、印象的です。
幸せな時間はあっという間に過ぎ去り、このノスタルジックな場所を後にすると、不幸せな仕事の時間です。しかし幸せの余韻は我々を包んだままで、
「また行きたい!」
とかランチの話題がしばらく続きました。
かなりいいです! 十字屋のファミリー食堂。

残念ながら来年の1月をもって駅前の十字屋が閉店する事となりました

この界隈にはニチイや山交ビル、すずらん街などもあり、昔はたまに山形に来ると夢の国のようでした。屋上の小さな遊園地やゲームセンターは今でも思い出されます。就職したての頃は屋上のビアガーデンに来たのも覚えております。
親に連れられてファミリー食堂に入り、お子様ランチを食べておまけのおもちゃをもらうのを楽しみにしていた頃は、余計な心配ごともなく甘えるだけだったのでとても幸せな記憶です。
そんな思い出深い(?)十字屋のファミリー食堂に職場の仲間とランチしに行ってきました。
実は日曜日に駅前にランチしに繰り出した時も一度ここを覗いたわけですが、結構お客さんも多く店員さんも慌ただしそうだったので引き返しております。そんな昼時のファミリー食堂に到着すると、平日のためか混雑は見当たりません。
ショーケースで食事を選びます。

みんな何を食べるか決めかねております。特に女性はぜんざいとかあんみつとか別腹の方にも興味があるようです。
「一旦中に入ってから決めましょう。」
と言われますが、初心者はここのシステムを理解していないようです。ファミレスのようなメニューはテーブルにはなく、ショーケースで選んだメニューを最初に入口のレジで注文してお金を払うシステムなのだよ、君たち。
注文後にもらったチケットを持ってテーブルに座ると、半券を店員さんがちぎってテーブル番号を控えて持って行き、そのテーブルに料理が来ることとなります。
食堂の中に入ると、壁に沿って4人掛け位のテーブルが配置してあって、中央も低い植物が入っているようなパーテションで区切ったところにテーブルが並ぶ独特な空間です。結構な人数を収容できそうです。椅子は四角い鉄製のパイプに座面と直角な背もたれがついたレトロなものとなっております。食事をしている人たちは落ち着いた品のいい年配の方(特に女性)が多く、空気までもがセピア色に感じるほどでした。こんないいところがまだあったことを今さら知ったところで、閉店は決まったことであり、ちょっと自分にも責任があるような切ない気持ちになりました。
スパゲティセットが到着。グラタンがグツグツ言っております。

我々が頼んだ料理はチンしたものではなく、キチンと調理されたものです。その辺のファミリーレストランとは全然違います、こちらはファミリー食堂です

そして周りの女性客の半分は別腹メニューも食していたのも、印象的です。
幸せな時間はあっという間に過ぎ去り、このノスタルジックな場所を後にすると、不幸せな仕事の時間です。しかし幸せの余韻は我々を包んだままで、
「また行きたい!」
とかランチの話題がしばらく続きました。
かなりいいです! 十字屋のファミリー食堂。
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