おら東京さ行ってきた

平成２６年４月１７日（木）　　　晴れ



　ちょっと東京に行ってきました。


　我が家には戦争で亡くなった者がおり、床の間にはご先祖様の写真と並んで靖国神社と顔写真の額が掛けてあります。今の世の中も「おら家」が続いているのも、過去の様々な苦労と犠牲の結果であり、いつも仏様は拝んでいますが身内の戦没者の霊は直接お参りできていなかったので、靖国神社にお参りしてきました。


　東京を歩くのはとても分かりづらく、なんとか市ヶ谷駅の方から神社に入ったら、どうやら正門ではなかったようです。通路代わりに歩いていた前の人が左に向いて止まり、礼をしてから通り過ぎていきました。これが日本人だな～と心から感心しながら自分は左に曲がって鳥居をくぐり、お参りしました。ただでさえたくさんの人とぶつかりながらここまで来て場違い感バリバリのおらは、注意されたりしないように、警備の人に写真を撮っていいか尋ね慎重に行動します。どうやら境内の中の正面以外は大丈夫なようです。帰りは正門の方から出てみます。


　コロッとした桜のような花が咲いていました。普通の桜は散った後です。






　振り返って鳥居と神社。写真をかまえているのが自分だけなのでチョット遠慮がちの撮影です。




　もう一人写真を撮っている人がいたので、安心しました。それは外人さんでした。




　いろいろ問題になっている場所でもあり、駐車場には機動隊の車が止まっていたりただのパトカーが頻繁に通ったり重装備の巡査さんがたくさんいたりします。存在そのものが犯罪かもしれないと常々自分を疑っているおらにはそれらの全てがおらを監視しているように感じ、行動に迷いが生じて余計に怪しげな動きをしてしまいます。


　それにしても鳥居がなんかすごいです。強そうというか気持ちが引き締められるというか、うまく表現できないけれどただ大きいだけではなくて大きな力（魂？）が感じられます。荘厳なその様は何故か懐かしくも身が引き締まり、この感じ、おらも日本人だなあとつくづく思いました。ここを歩いただけで少し人間が鍛えられたというか心が洗われた気分です。学校帰りに歩いている若い女学生達もこの心を解っていると信じております。












　その後少し周りを歩いてみました。武道館の屋根（たぶん）と夕陽。




　行きつけの釣堀（２回ほど行ったことがある）




　そしてＡＫＢ、

　帰る前にメイドカフェデビューして夕食でもと思い行ってみました。






　「ネコ耳」付けたねーちゃんや、メイド服や学校の制服きたねーちゃんから何枚かチラシをもらいました。チラシ受け取っただけで「ありがとうございました～」と言ってくれます、礼儀正しいかわいこ娘ちゃんたちです。しかし３０分いくらとか載っているけど、肝心の何の店なのかが分かりません。しかも歩いているうちに気付いたのですが、チラシを律義に受け取るのはおらだけで、ほかの歩行者はみんなシカトです。そりゃあ「ありがとうございました～」と言ってくれるわけですな。


　肝心の夕食は、メイドカフェは見つけられないし（もう時代遅れ？）ラーメン屋は並んでいて食べる気にならず、結局何も食べずに帰ってきました。下調べが大事な事と、日本人であり山形の人間である事を改めて再確認できた一日でした。