おらと煙は・・・  ~ Diary of  ”Maikuru” ~

高い所が好き。山の頂上で食べるラーメンが大好物。
密かにアクティブ宣言した勘違いオヤジの日記。

イチゴを求めて

2020年02月21日 | イベント
令和2年2月9日(日)     晴れ




 前の週に、

「今度の日曜宮城県の山元町でイチゴのイベントあっど。」

酔っ払ったおらにスマホを見ながら妻が話しかけてきます。

「日曜は仕事休みだ。」

みたいな事を返事したかと思います。


その日の朝、ゆっくり起きて茶の間に降りると、

「イチゴ行ぐの?」

と尋ねられます。記憶が薄く、そうだっけ?と思いながらも、

「ちぇっとで行ぐい。」

と言う事で、お出かけすることになりました。



 雪が積もったので、玄関の前の雪をきれいに掃いてから車の窓とボンネットの雪だけを落として出かけます。
水道管が凍ったので洗濯ができないため、息子の服だけでもコインランドリーを利用して洗おうと準備にも時間がかかってしまいました。

寒河江ICから自動車道を利用して宮城県に向かいます。しばらくして気が付くと、おらのジャガーの後ろに黒い車がぴったりとくっついています。急げと言わんばかりのオラオラ状態なのでスピードを上げると、屋根の上の雪が消火器のごとく、まるで煙幕のように後ろの車に容赦なく襲いかかっています。わざとじゃないんだ、ゴメンよー。
2車線になったところでその庄内ナンバーの車は追い越して行きました。遠いところからお疲れ様です。

村田ICで高速を出て、一般道で目的地に向かいます。妻のスマホでのgoogleの案内は信号のない農道っぽいところなど、時間がかからない道を巧みに案内してくれます。
途中から前の車達が同じ道を進んでいる事に気が付きました。皆さん同じ目的のようです。

1時前に目的地である「やまもと夢いちごの郷」に到着しますが、手前の交差点から車が渋滞しています。人気のあるイベントなのでしょう。汁の振る舞いなど催しもあるみたいなので、先に妻に車を降りてもらい一足先に行ってもらう事にしました。


いい天気です。別世界のように温かい。







屋台も出ています。







直売所の建物の中に入りますが、前がつかえて入れません。入口のところの人が動かないのです。
かき分けて中に入ると、なぜかレジの前に「最後尾」と書かれたプラカードを持つ人がいます。妻がやってきて

「こご一周全部並んでだんだば。」

と教えてくれました。なんと中の外周をレジ待ちの行列が一周ぐるっと並んでいます!
それを見たおらは戦意喪失です。妻も目的のイチゴを買おうと選びますが売れ残った青っぽいのしか置いていないので諦めたようです。食べてみたかったホッキ飯も、それだけのためにこの行列に並ぶ気になれません。

「気持ち悪くなってきた!」

人酔いした我々はこの人混みから抜け出す事にしました。

外に出ると何やら芝生の所に行列が出来始めています。どうやら試食用のイチゴをタダで配るようです。たった今並ぶのが嫌で建物を後にしたおらだではありますが、タダでもらえるとなれば並ぶしかありません。
イチゴゲット!






ゆるキャラもいました。







昼食も食べていないので屋台に向かいますがこちらも列が長いです。(10人くらいだけど)
比較的列の短いクレープ屋さんに並びますが、普段食べないものなので選ぶことが出来ず、値段もそこそこなのでやめました。







それならばと、来る途中にあったイチゴ狩り農園のカフェに行って、妻の希望であるイチゴのパフェを食べる事にします。駐車場に向かい上からおらのジャガーを見るとこんなに天気のいい小春日和の下、屋根に凍った雪を載せて肩身狭そうに待っておりました。




 そして目的のイチゴ狩り園へ。カフェとお菓子の工房があります。







イチゴのワインも作っているようで、試飲もあります。







そしてカフェを覗くと、パフェだけでなくカレーとかランチもやっているようです。昼食もここでいただくことにしました。
妻がイチゴのカレー、おらはハンバーグランチ、あと、デザートにイチゴのパフェを注文しました。


イチゴのカレー。美しい










イチゴとカレーって、意外と合うんですね。

ハンバーグランチ。










赤いご飯もイチゴが入っています。

そして食後のパフェ。奮発して900円オーバーのパフェを頼みました。







黒ひげ危機一髪みたいです。

お土産にイチゴ1パック(600円)を買って、ここを後にしました。


仙台の杜の市場に行きたいと妻が言うのでそちらに向かいます。車中ではパフェの食べ方を知らないおらが、コーンフレークまみれのアイスクリームの所を全部食べてしまったと妻が不満を言ってきます。あーこんなんだったら、いくらスプーンもう一つ届けてもらってもパフェに手をつけなければ良かったと後悔しました。


 口の中が甘くて気持ちが悪い、口直しにラーメンが食べたいというので、流れが悪い4号線バイパス沿いで見つけたラーメン屋に入りました。
ガッツリ食べてきたばかりなのに、いったいこの2人の胃袋はどうなっているのでしょうか?ネギ盛り放題だそうで、山盛りにしてラーメンも完食。







その後杜の市場でイチゴ(500円)を買って、山形に戻ります。

コインランドリーの待ち時間で弁当のおかずを買いに東根ジャスコに入り、またも果物コーナーを覗くと赤々としたイチゴが400円で売っています。

最初からここに来ればよかったんじゃないかなと思う一日の終わりでした。










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