令和元年8月4日(日) 晴れ
秋田まで山歩きに行って参りました。咲き乱れる花々がすごかったです。
思うように山歩きに行けない今シーズンですが、前から見たかった秋田駒ケ岳の花を目的に遠出です。5時半に家を出る予定でしたが準備が遅くなり出発したのは6時でした。
田沢湖方面に向かい北上し、道に迷ったりして8時45分シャトルバス乗り場のアルパこまくさに到着しました。マイカーは乗り入れができないようです。

このあたりはかなりの観光地のようで、道路や観光施設もかなり立派です。山形の観光地でこれたけ整備されているところはないのではないでしょうか?入山届を提出し、シャトルバスに揺られて30分ほどで登山口到着です。

今回はお互いではありますが運動不足で足腰の弱った妻と一緒だし、まともな山歩きも今シーズン最初なのでピークハントは目的とせず、とにかくコースを歩いて花に出会えればいいかなというくらいの目標です。それでも体力的にキツいのは容易に想像されるので、ゆっくり歩いて、何かあったらいつでも引き返すつもりの心持ちです。
9時30分、シャトルバスを降りた人たちには先に行ってもらい、ガイドさんの説明が終わった団体さんに続いて出発します。いい天気です。


歩き始めてすぐに花がみられます。息が切れないようにゆっくりと花の写真を撮りながら進みます。火山らしい山肌も見られます。

30分ほど歩くと見晴らしが良くなりました。8合目小屋も眼下に見えます。


休憩するたびに子連れの親子が追い付いてきます。子供が「ヤッホー!」と何度も叫んでいます。無邪気でかわいいです。
花に囲まれながらさらに高度を上げると、奥の方に乳頭山が見えてきました。乳の頭、いい響きです。是非ともあの先っぽに立ってみたい。


10時30分、出発から1時間で大勢の方が休憩する広場に到着。先ほどの団体さんも休んでいます。ここは片倉岳、下の方には霞んで田沢湖も見えています。

溶けたチョコレート菓子を食べてしばし休憩の後、出発。下山してくる人もちらほら見られます。ずっと見えていた山(男女岳(おなめだけ))を反対側までぐるっと回る頃にはだいぶ高度も上がり、木道が現れて一帯が花畑となります。




もう写真を撮り始めたら止まりません。行き交う人に気を遣いますが木道はわずかずつしか進まなくなりました。木道の上に三脚を立てて大きなカメラで写真を撮っている2人組がいましたが、道を遮っており、人の足を止めてまでの撮影はさすがに迷惑だと思います。
牛歩戦術(ではない)でゆっくり歩いて、間もなく阿弥陀池が見えてきました。

振り返ると、写真では見えませんが咲き誇る花々たちが木道の周りに見えます。

池の周りを木道がぐるっと通っていて、最初の分岐を右に折れると男岳(おだけ)方面、池の奥の方まで進むと男女岳(おなめだけ)に登れるようです。ひとまず時計周りで奥の避難小屋の方まで行ってみます。男女岳山頂まではそんなに距離はありませんが今回はパスして、11時40分昼食の休憩に入ります。
今年初の山ラー。

避難小屋にはトイレもあり、ゆっくり休みました。
12時30分、池の周りをまずは一周と登って来た方へ戻ります。

向かい側には男女岳。

池を周回する木道入口から男岳の方へ折れて坂を登ります。この向こうにはムーミン谷と呼ばれる美しい谷があるはず。
登りきったところはT字路になっており、右に曲がると男岳山頂です。でも登らずに(はいはい)直下の荒々しい様子を見ただけで引き返しました。ムーミン谷へ下る道はだいぶ急なようだし、これから向かう予定の横岳にここから向かうのは危険な感じがしたためです。


またまた阿弥陀池避難小屋まで戻り、そこから横岳を目指します。妻が前を歩き、これまでよりも若干急な上り坂ですがペースも速いので息が上がります。そんな中妻が足を滑らせ転んでしまいました。足が滑った瞬間から見ていて悪く危ない転び方ではなかったし、おらから見ればまだまだ余裕はあったのですが、転んだ本人の目には脇の崖から落ちそうに感じたらしく「落ちて死んでたかもしれない」と言っています。後日、男岳の分岐から危険と判断し直接横岳に向かわなかったのは間違いだったとおらが責められるほどこの転倒がショッキングだったようです。ちょっとした不注意やミスが命取りになりかねないのは間違いないと思います。
先頭を変わり、ゆっくり登ると間もなく稜線に出て男岳からの道と合流します。ムーミン谷が見えます。


13時10分横岳通過。山の頂上といった感じではないです。

ここから少しの間次のピークである焼森まで稜線を歩きます。コマクサも少し見られました。



阿弥陀池方面を振り返る。

乳頭岳方面。あの先っぽに立ってみたい(しつこい!)。

ここから左に折れて八合目小屋に向かいます。最後の男女岳方面。

ここからの下りは藪の中の一本道で、意外と大変でした。下の方から先行者が大きな声を出したり手をたたいたり笛をけたたましく吹いたりしているのが聞こえてきます。確かにそのエリアに入るとどこからクマに襲われてもおかしくはない藪の中です。途中で団体さんの前に出た事を後悔しましたが、休むところがないので歩き続けるしかありません。
14時5分、無事に八合目小屋に到着。もう、汗だく!
アルパこまくさでソフトクリームを食べ、乳頭温泉で風呂に浸かって帰路につきました。
花いっぱいの山でした。

秋田まで山歩きに行って参りました。咲き乱れる花々がすごかったです。
思うように山歩きに行けない今シーズンですが、前から見たかった秋田駒ケ岳の花を目的に遠出です。5時半に家を出る予定でしたが準備が遅くなり出発したのは6時でした。
田沢湖方面に向かい北上し、道に迷ったりして8時45分シャトルバス乗り場のアルパこまくさに到着しました。マイカーは乗り入れができないようです。

このあたりはかなりの観光地のようで、道路や観光施設もかなり立派です。山形の観光地でこれたけ整備されているところはないのではないでしょうか?入山届を提出し、シャトルバスに揺られて30分ほどで登山口到着です。

今回はお互いではありますが運動不足で足腰の弱った妻と一緒だし、まともな山歩きも今シーズン最初なのでピークハントは目的とせず、とにかくコースを歩いて花に出会えればいいかなというくらいの目標です。それでも体力的にキツいのは容易に想像されるので、ゆっくり歩いて、何かあったらいつでも引き返すつもりの心持ちです。
9時30分、シャトルバスを降りた人たちには先に行ってもらい、ガイドさんの説明が終わった団体さんに続いて出発します。いい天気です。


歩き始めてすぐに花がみられます。息が切れないようにゆっくりと花の写真を撮りながら進みます。火山らしい山肌も見られます。

30分ほど歩くと見晴らしが良くなりました。8合目小屋も眼下に見えます。


休憩するたびに子連れの親子が追い付いてきます。子供が「ヤッホー!」と何度も叫んでいます。無邪気でかわいいです。
花に囲まれながらさらに高度を上げると、奥の方に乳頭山が見えてきました。乳の頭、いい響きです。是非ともあの先っぽに立ってみたい。


10時30分、出発から1時間で大勢の方が休憩する広場に到着。先ほどの団体さんも休んでいます。ここは片倉岳、下の方には霞んで田沢湖も見えています。

溶けたチョコレート菓子を食べてしばし休憩の後、出発。下山してくる人もちらほら見られます。ずっと見えていた山(男女岳(おなめだけ))を反対側までぐるっと回る頃にはだいぶ高度も上がり、木道が現れて一帯が花畑となります。




もう写真を撮り始めたら止まりません。行き交う人に気を遣いますが木道はわずかずつしか進まなくなりました。木道の上に三脚を立てて大きなカメラで写真を撮っている2人組がいましたが、道を遮っており、人の足を止めてまでの撮影はさすがに迷惑だと思います。
牛歩戦術(ではない)でゆっくり歩いて、間もなく阿弥陀池が見えてきました。

振り返ると、写真では見えませんが咲き誇る花々たちが木道の周りに見えます。

池の周りを木道がぐるっと通っていて、最初の分岐を右に折れると男岳(おだけ)方面、池の奥の方まで進むと男女岳(おなめだけ)に登れるようです。ひとまず時計周りで奥の避難小屋の方まで行ってみます。男女岳山頂まではそんなに距離はありませんが今回はパスして、11時40分昼食の休憩に入ります。
今年初の山ラー。

避難小屋にはトイレもあり、ゆっくり休みました。
12時30分、池の周りをまずは一周と登って来た方へ戻ります。

向かい側には男女岳。

池を周回する木道入口から男岳の方へ折れて坂を登ります。この向こうにはムーミン谷と呼ばれる美しい谷があるはず。
登りきったところはT字路になっており、右に曲がると男岳山頂です。でも登らずに(はいはい)直下の荒々しい様子を見ただけで引き返しました。ムーミン谷へ下る道はだいぶ急なようだし、これから向かう予定の横岳にここから向かうのは危険な感じがしたためです。


またまた阿弥陀池避難小屋まで戻り、そこから横岳を目指します。妻が前を歩き、これまでよりも若干急な上り坂ですがペースも速いので息が上がります。そんな中妻が足を滑らせ転んでしまいました。足が滑った瞬間から見ていて悪く危ない転び方ではなかったし、おらから見ればまだまだ余裕はあったのですが、転んだ本人の目には脇の崖から落ちそうに感じたらしく「落ちて死んでたかもしれない」と言っています。後日、男岳の分岐から危険と判断し直接横岳に向かわなかったのは間違いだったとおらが責められるほどこの転倒がショッキングだったようです。ちょっとした不注意やミスが命取りになりかねないのは間違いないと思います。
先頭を変わり、ゆっくり登ると間もなく稜線に出て男岳からの道と合流します。ムーミン谷が見えます。


13時10分横岳通過。山の頂上といった感じではないです。

ここから少しの間次のピークである焼森まで稜線を歩きます。コマクサも少し見られました。



阿弥陀池方面を振り返る。

乳頭岳方面。あの先っぽに立ってみたい(しつこい!)。

ここから左に折れて八合目小屋に向かいます。最後の男女岳方面。

ここからの下りは藪の中の一本道で、意外と大変でした。下の方から先行者が大きな声を出したり手をたたいたり笛をけたたましく吹いたりしているのが聞こえてきます。確かにそのエリアに入るとどこからクマに襲われてもおかしくはない藪の中です。途中で団体さんの前に出た事を後悔しましたが、休むところがないので歩き続けるしかありません。
14時5分、無事に八合目小屋に到着。もう、汗だく!
アルパこまくさでソフトクリームを食べ、乳頭温泉で風呂に浸かって帰路につきました。
花いっぱいの山でした。
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